みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
これまで、EIZOのEV3285で作業をしていたのですが、パソコンを2台使用することが多くなり、モニターの切替がめんどくさくなってきていました。もちろん、EIZO製品はとても良いものですし、目も疲れにくくチラつきにくいノングレアなので重宝していたのは確かです。ただ、やっぱり入力切替を何度もするようになるとめんどくささが目立ってしまいます。PinPのような機能で2画面同時表示もできますが、一方の画面の一部を切り取ってしまうので今一つスマートではありません。
となると、後継機種としてはEIZOのEV3895あたりになってきます。実は、このモニターも前職で使用していたことがあって活用していたのですが、画面が大きすぎるという逆の問題が発生してしまって、左右に目が大きく動くのがしんどい状況でした。ではマルチモニターで解決するのかというとそれもスマートではありません。
そこで、それなりに安価でちょうど良いサイズのワイドモニターがないかと探していたところ、LGの35WN75CN-Bを発見しました。USB-C接続(PD可能)ができて、画面を二分割して別のパソコンの映像を表示することもできる、その上35インチとちょうど良い横幅のモニターということで試してみることに。私はゲーマーでもなくゲーム開発をするわけでもないので、応答速度やら何やらはあまり気にしていません。
早速届いたモノがこちら。
なかなか良い感じに曲がってますね。入力インタフェースも最低限は揃っているので問題なしです。これでAmazon価格約7万円なのでお買い得だと思います。スタンドは組み立て式になっていて、モニターアームを使用している人でもすぐに使える状態で梱包されています。
モニターアームを使ってAtlas & Cruiseに設置してみるとこんな感じですね。EV3895だと左右の幅がこれ以上に広くて、ちょっと目がしんどい状態でした。LGのこのモニターはデスクの横幅にピッタリ収まるので気持ち良く使えます。
ただ、接続してみて少しだけ気になったのは、縦の解像度が1440しかないので、ちょっと窮屈かな?という感じですね。気になりませんけども。2画面同時出力をするならちょうど良い解像度になると思います。
まだまだ設置したところなので使用感などはおいおいですが、かなり作業しやすくなりました。一昔前は、3枚モニターを使って作業するという状況が一般的?になっていました。現在は、高解像度のワイドモニター1枚で対応していくのがスマートな開発環境かもしれません。モニターの枚数が多いと気が散るので、1枚のモニターの表示領域を増やす方が健全です(何が)
ウルトラワイドモニター(しかも曲がっている)を試してみたい方は一度お店で現物を見てからの方が良いかもしれません。想像している以上に左右の幅をとるので、サイズ感の確認が必須です。ただ、一度ハマるとこのワイドモニターは手放せないと思います(EV3895の経験から)。
半導体不足や円安の影響で海外製品の値上がりが厳しいところです。そういったご時世にこの価格でこのモニターは「アリ」だと思います。是非お試しください。