みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
着任してまだ3回目の出勤ですので仕方ないと言えばそれまでですが、大学の中でよく迷子になります。厳密には、大学の「建物の中」ですが、とにかく本学は神戸の急斜面に建てられただけあって、階層構造がよく分かりません。たとえば、ある建物の中5階と別の建物の2階が連結されている……とか。5階と2階がつながるってすごくないですか。隣同士の建物ですよ?
私の居室から見える景色も、すごく立体的に絡み合っていることがよく分かります。たぶん、正門から私の居室であっても、20mほどの高低差があるはず。なぜなら、一番高いところにある運動施設と同じ高さに居室があるから。そして私の部屋は5階にあるので、その運動施設は5階の高さにある屋外ということになります。本当に高低差がすごい大学だなと改めて思います。
神戸に住んでいて神戸大学にはほとんど行ったことがないのですが、きっと神戸大学も同じような感じなのだと思います。何せお隣にありますからね。そういえば、Twitterでもネタのような入学の祝辞みたいなのが回っていましたね。神戸は海と山と言うけれども、きっとほとんどが山岳ステージで、平地民は恵まれた人たちです。どこに行っても山しかないですよ。海際なんてほとんどありません。2号線沿いと東灘・灘ぐらいですか。JR以南の地区だけですけども。
話が逸れました。
本学に初めて来られる方は、まずこの立体構造を理解するところからスタートかもしれません。Webサイトには配置図のような物が出ていますし、それを見れば確かに建物の配置は分かるのですが、どの建物の何階と何階がつながっているか、はよく分かりません。さらに、建物に入ってしまうと外の情報が入りにくくなるので、自分が今どの階層にいるのかもよく分からなくなってきます。
そう書いていると、私の世代だとあるゲームが思い浮かびました。そう、天下の鬼畜ゲー「Wizardry」ですね。外に出られる分まだマシとはいえ、学内を歩き回っているとリアルWizardryにチャレンジしているような気持ちになります。そういえば、まだ私は正門で止められるレベルの認知度なので、守衛さんが深い階層の強敵ではないかと錯覚してしまいますね。基本的に友好的なので「たちさる」を選択すれば問題ないのですが、「たたかう」を選択すると何が起きるのだろうか。ネタがマニアックすぎますね。
雰囲気としては、私の母校である同志社大学にとてもよく似ています。レンガ造りの歴史のある感じはとても落ち着いていて素晴らしいです。ただ、高低差という大きな違いがあって、どの建物も同じようなレンガ造りになっているので、自分の位置を見失いやすいなと感じています。それもいずれは慣れてくるのだと思いますが、それまで食堂にも辿り着けない気がします。(食堂は3軒入っているようですが、未だにどこにあるのか分からない)
まだまだ迷子の私ですが、本学に立ち寄ってみたいと思った方、是非入学したい/させたいと考えておられる方がいらっしゃれば、ご連絡頂ければ案内いたします。