みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
一昨日、ミッション系の大学で辞令を頂いた際に、聖書も賜りました。何となく予測はしていて、他の新任の先生方は驚いていたようですが、実は私にとっては2度目の聖書です。1度目は1998年に大学へ入学したときに頂いた新約聖書(英日対訳・横書き)です。母校の同志社大学は、みなさんご存知の通り、新島襄先生が同志社英学校を設立されたときからのプロテスタント系大学です。そのためか、頂いた聖書は新約聖書でした。
入学直後から幾度となく読破しようと努力はしていたのですが結局最後まで読むことができず今に至ります。新島先生……申し訳ありません。10年間もお世話になった大学なのにこれではいけませんね……。実家が臨済宗なのでなかなか聖書にも馴染みがなく、読む機会というのが持てずにいました。
今回頂いた聖書は、旧約・新約両方とも記載されているものです。勤務校が聖公会というカトリックとプロテスタントの中間に位置しているとされる宗派で、そのため、旧約も記載されている聖書を頂いたのだと思います。こちらは縦書きの2段組のタイプで、対訳付きではありませんが、ちょっとした辞書ぐらいの厚みのある聖書です。
表紙を開くと、中には「就職記念に聖書を贈呈します」と書かれており、旧約聖書からの一節も記載されています。ひょっとすると、先日入学式を迎えた新入生にも配られているのかもしれません。
大学入学時に頂いてからずっと読もう読もうと思っていたのは事実です。その機会もなく、人物の相関図が分からなくなって読めないというような状態も続き今に至るわけですが、本当に読みたいなと思い始めたのは、上の娘がカトリック系のモンテッソーリ教育に力を入れている幼稚園に入ったことがきっかけです。その時に、旧約・新約が両方記載されている聖書を購入しています。記憶によると、旧約の半分ぐらいまでは読んでいたように思います。ただ、やはり最後まで読み切ることはできていませんでした。
最近下の娘が上の娘と同様にカトリック系のモンテッソーリ教育を進めている幼稚園に通い始め、私自身もカトリックとプロテスタントの中間の聖公会を宗派としている大学へ就職したこともあって、改めて読もうと決意したところです。読み切った後に教会へ足を運んでみることもあるかもしれません。大学内にチャペルもありますし、キリスト教がグッと身近に感じられる生活となります。
一日に一節ずつでも、必ず読む時間を取りたいなと思っています。普通の小説の読書とは違って速読や流し読みのようなことはしたくないので、じっくり時間をかけて読み進めたいなと考えています。旧約の途中までは大体読んだことがあるという記憶があるので読み進めやすいですが、やはり人物の相関関係はよく分かりません……。図を書きながら表でまとめながら読むのもおかしいような気がしていて、どうしたものかと思案しています。
「聖書の読み方」のような手引き書もたくさんあるようです。そういったものを読むこともまた大変だと思いますし、自分のペースできっちり読むのが良いのかなと思っています。
もし、聖書を読む、ということに関してアドバイスなどありましたらお願いいたします。