修理代値上がりの理由が判明(Unihertz Jelly 2)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

ある人が修理を依頼したら$70だったのに、私に戻ってきたメールは$100だった、という話をしました。これは、中国に送って修理する価格ではなくて、修理する代わりに新品交換してもらうという対応でのお話です。修理代金は$60だそうですが、中国に送って、最短1ヶ月最長3ヶ月必要だという話なので、送料と待ち時間を考えると、実質新品交換した方が良いですよ、という話ですね。修理の場合は、主の問題であるバッテリーの膨張以外は直らないですし(何がどう問題かは書きませんが)

そこで、当然の選択として新品交換にして話を進めるわけですが、この2ヶ月程度の間に新品交換費用が$30も値上がりしているのが気になって、サービスの方に問い合わせてみました。特に、2022年現在、日本は円安に苦しめられているため、ドル単位で値上がりしてしまうと、円での値上がり幅が大きくなってしまってビックリします。実際、$30も増えるということは、今のレートだと5000円近くになるわけで、これはいただけません…。

サービスの方から戻ってきた回答は概ねこのような感じです。「円安の影響もあるけども、日本版Jelly 2にはFelicaが搭載されていて、回収交換する場合、個人情報の消去が必要だから、Felicaのデータをクリアするための装置が必要で、その使用料だ」とのことです。2ヶ月前の話では、Felicaのデータをクリアする装置を導入していなかったそうで、それはそれでどうなん?と思うようなところもないでもないですが、安全にデータを消去してもらえるなら5000円は安いはず。

自分でデータを消去してから送っているとしても、何らかの情報が残っていたとすれば、電子マネーの情報を読み取られて悪用されることも考えられますからね。そういう視点なら、$30の値上がりは仕方ないかなということで納得しました。以前対応してもらった方はグローバル版のJelly 2の対応だったということだと思います。この装置が導入されて、その方のJelly 2もきちんと個人情報を消去してもらえていることを期待します。

Felicaを導入している国がどのぐらいあるのか分かりませんけども、少なくとも、日本向けにFelica搭載で、グローバルには非搭載ということからも、ガラパゴス技術であることには変わりなさそうです。そういった日本特有の事情に合わせて、きちんと個人情報をクリアする装置を導入してくれるという面では、信頼できる企業なのかなと素直に思いました。それだけ日本の市場に期待してくれているのかも知れませんけど、世界的に売り出していて、日本だけ特別対応してくれるってすごいことだと思います。

早速、バッテリーの膨張しているJelly 2を返送して、PayPal経由で送金して、新品交換を進めていきたいと思います。おそらく、ドラクエウォークのために充電ケーブル刺しっぱなしで使ってたのが良くないのだと思いますし、戻ってきたら使い方を見直してみます。

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