みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
ロードバイクに乗っていて最大の敵はやはり”風”ですね。気持ち良く追い風が吹いてくれているなら良いのですが、向かい風であったり、変則的に巻き上げてくるような風が吹いているとたちまち難易度急上昇です。難易度という表現を使っているのは本当に難易度だと感じるからで、無風や追い風で乗っているときには全く起きない、「横や前から吹き付けられて斜体が揺さぶられる」という現象が発生するからです。
これ、慣れていないとかなり怖いものがあります。ロードバイクのような小さな車体であっても、車体2台分ぐらい一気に左右に振られたりしますから、後続車が来ていると本気で怖いです。かといって、風の吹き方を予想できるわけもないので、いつ吹かれても良いように心づもりをしておく必要があります。
当然ながら、向かい風や横殴りの風が吹いているときはスピードも出ません。不思議なモノで、ある程度スピードが出ていると安定するのですが、強制的に減速させられた上に不安定になるというとんでもない状況になるというのも大きな問題です。物理はとても苦手だったのでよく分かりませんが、速度が大きいと何ちゃらエネルギーも大きくて、直進安定性に貢献する?のだろうか・・・とか思いますけども、とにかく低速だと余計に怖いのです。
普段30km/h前後で走れるところが20km/h前後まで落ちます。そうすると、ママチャリのように重量がないので、すぐに風に吹かれてふらつきます。ママチャリだと25kgぐらいあるので、それ自体が重量物で安定しているのですが、ロードバイクは大抵8kg前後、軽いものだと7kg台や6kg台もあると思うので、片手でひょいっと持てるレベルのものだとどうしても風に弱くなります。
私の居住地域である神戸市は六甲おろしの影響が大きく、神戸空港へ着陸するときも結構揺れたりします。本当なら作れたはずの国際空港を神戸空港の場所に作らず関西国際空港として泉佐野に作ったのにはそれなりのワケがあるんですね(本当の理由は、当時の神戸市には空港など必要ない、十分潤っている、と当時のあの人やその人が突っぱねたから、とも言われてますが脱線してますね)。
そういう地域で育っているので風が強いことには慣れているのですが、とはいえ、海岸線を走っていると突然ものすごい強風に煽られるのでびっくりします。もちろん追い風なら良いのですが、向かい風が急に来ると一気に減速して振られるのでいろいろ対処に困ります。そういうのも含めてロードバイクはトレーニングが必要なんだと思いますけど、気持ち良く走りたいだけの人にガチトレーニングはツラい・・・。
世の中のロードバイク乗りの方で、私のように風の強い地域にお住まいの方は、風対策をどのようにされているのか、大変興味があります。