ホイールを新調しました!(ロードバイク通勤)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

2024年の年明けから不安定な天候が続いていて、凍結すると危ないということから1月〜3月はほとんどロードバイクに乗れていませんでした。ようやく暖かくなってきて、目が回る状態の仕事も一段落したところで、ようやくロードバイク通勤を本格的に再開できています。だいぶ体力落ちてますね・・・。

さて、早速ですが、ホイールを新調しました。ホイール自体はそんなに高いものではなくて、SuperTeamという中国製の安物です。

いかがでしょうか?

いわゆる「ディープリム」と呼ばれる太いリムのホイールで、アルミ製からカーボン製にグレードアップしています。重量的にも持ち上げた感覚でかなり軽くなっているのが分かります(きちんと測れば・・・と思いつつ、その辺り適当な性格がよく分かります)

ディープリムになると何がどう変わるのか・・・と一般的なママチャリ乗りの方々にはなんのこっちゃな話なワケですが、平たく言えばスピードが上がります。エアロ何とかとか直進安定性がどうしたこうしたみたいな話は私もサッパリ分からないので体感の話をしてみます。

早速乗ってみて思ったことは、こぎ出しがめちゃくちゃ軽くなった!です。ロード乗りの人にしか分からない話になって申し訳ないですけど、こぎ出しのタイミングでどのぐらい違うかということを表現してみると、フロントディレイラーをアウターからインナーに下ろしたぐらい差を感じます。もちろん極端な表現であることは承知ですが、そのぐらいスカスカに軽くなった感覚です。ホイール一つでここまで変わるとは全く思っていなくて、実際、購入したホイール自体も中国製の安物なので、見た目のインパクト強めたいぐらいにしか思ってなかったんです。本当にびっくりしました。

スピードが乗ってくると、明らかな違いを感じます。とにかくスピードが乗りやすい。いつも安定走行しているときに入れていたギアより1枚か2枚上げたとしても、同じ道で同じケイデンスを維持できるレベルです。これは本当にすごい。速度的に平均でも3km/h、状況によっては5km/h以上も伸びるようになりました。適当に走っただけでも全然速度感が違って驚きです。こんなことならもっと早く換えれば良かった・・・。

ホイールの換装を考えた理由は非常に単純で、リアタイヤがまっすぐ回らない(回転させると一部ブレーキに接触する場所がある、つまり、ホイールが歪んでいる)という状態で乗っていたので、そろそろ換えないと良くないなと思ったことです。これまでのホイールは室内での三本ローラートレーニングに活用するとして、新しいカーボンホイールはお値段以上の満足度で大変嬉しいです。

届いたときはこんな感じで、すでにタイヤが付いてるんじゃないの?というぐらいの状態でした。ホイールを購入するとついでにいくつかパーツを買わないと組み付けられません。もちろん、現在使っているものを流用しても良いのですが、ホイールごとタイヤを交換する時にめんどくさくなるので、付属物を付けておく必要があります。

右上の大きな箱が「スプロケット」というもので、変速ギアです。ロードバイクの場合、最近は12枚が主流ですが、私のものは7年選手になるので少し古めの11枚の変速ギアが付いています。これをホイールに組み付けておかないと、ロードバイクに組み込んでもチェーンを引っかける場所すらない状態になります。こちらは専用の工具を使わないと固定できないので、工具がない場合は素直に自転車屋さんに行ってください。

他にも、ホイールの種類によってはブレーキパッドを換えないといけません。実はこれも、最近主流のディスクブレーキだと気にしなくて良いのですが、私のもののように少々古いものだとリムブレーキといって、一般のママチャリと同じように、ホイールをゴムで挟み込んで制動させるというものなので、ホイールの素材に合わせてブレーキパッドを選ばないとホイールが壊れてしまいます。それが真ん中の小さい箱2つですね。

オレンジ色の箱はタイヤのチューブです。ディープリム用に、エアバルブが非常に長いもの(80mmだったか?)を使う必要があり、こちらも完全に新調ですね。タイヤは実は古いものをそのまま流用しています。あまり距離を乗っていなかったということと、古い方のホイールには室内トレーニング用の三本ローラー専用タイヤに換装するので、そのまま活用しています。この辺りまでの準備をしておかないと、パッと外してパッと付け替えるといったことがめんどくさくなります。まぁ、さすがにスプロケットをイチイチ付け替えるなんてことをする人は居ないと思いますけど・・・。

せっかくなので、通勤途中に必ず通る神社で交通安全祈願と称してお参りしておきました。ホイールを主張するように撮影したのでかなり存在感ありますね。

自分で全ての作業をして、ブレーキの調整など色々苦労しつつも、良い感じに乗れることが分かってほっとしています。唯一の問題点は、ビル風というかなんというか、高い建物の隙間から来る突風みたいなものに弱くなったことですね。フロントタイヤがグッと持って行かれるので結構びっくりします。今までのホイールではそんなこと一切なかったので、これは単純に横から風を受ける面積が増えたことによるダメージです。

横風も慣れてくればさほど怖くはないのですが、今のところまだまだ怖いです。いきなりグッと持って行かれるのでフラつきます。あまり予測できない(これまでそんな経験がない)ので、今後通勤しながらどの位置の横風が怖いかとか身体で覚えていくしかなさそうです。私のロードバイク乗りは基本的に通勤なので、毎日同じコースを走るわけですから、その辺りの学習は早いかなと思っています。

中華製の安物ホイールと思って見た目だけを意識してたチューニングでしたが、想像以上に効果があって驚きです。ガチ勢でもなければ、中華製で全然問題ないのではないでしょうか。もし、気になった方がいらっしゃれば、是非試してみてください!ホイールだけなら4万円台で買えますから!(4万あればママチャリ買えるとか言わない・・・。ガチ勢のホイールは50万ぐらいしますから・・・)

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