WSLのインストール方法なんかを学生さん向けにまとめた(この記事ではなく別のサービスで)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

少しずつプログラミング勉強会を動かせるように資料をまとめているところで、ようやくWSL周りの話を書くことができました。Windows 11の使い勝手が分からなさすぎて右往左往しながら授業の準備もしつつ隙間を縫って作業しているのでなかなか進まない問題があったりしますが……。それでも、せっかくの機会なのでちょっとでも勉強してもらえるように色々とまとめているところです。

WSL自体はゼミの学生が研究で使っていたので何となく分かっているものの、自分自身が使ったことのないものなので、インストールから順に手引きを作っています。プログラミングどころかパソコン自体がほぼ初心者みたいな学生さん達に教えていくので、かなり細かいところから説明をする必要があり、何となく分かってもらえそうな資料では難しいだろうなとついつい長くなっています。

こういう手引き的な資料をまとめる作業をしていると、初学者向けに教科書を書いても良いかなと思ったりします。自分で教科書を書いて、自分で授業をするというのが一番やりやすいですし、理に適っています。ただ、そうするとヴァージョンに依存したような教科書を書くのは無駄が多くなるので、ヴァージョン依存を可能な限り避ける必要があったり、さらに難易度が上がりそうではあります。

そう考えると、出版物としての教科書(いわゆる”本”)を書くというよりは、電子書籍にしておいて、適宜アップデートできる形式で提供するのが良いのかもしれません。ヴァージョン依存部分は過去の履歴を見ながら自分の使っているヴァージョンに合わせて作業できるようにしておくような。あれ、これだと教科書というよりGitHubに載せておけばええやん的な話になってくるような。

そこで、私が活用しているのがesaというサービスです。これはアカデミックライセンスで利用すれば無料で使える素晴らしいサービスで、編集履歴もきちんと追える情報共有サービスです。Slackと連携させておけば、記事が上がった時点で通知も飛びますし、いろいろ便利に使えます。少しずつesaで資料をまとめていきながら、ヴァージョン違いを修正してみたり、FAQのような形でまとめていけたりすると良いかなと思っています。

WSL自体はインストールすれば基本的にUbuntuみたいな感じで使えるので、入れるまでのハードルをどれだけ下げられるかが大事ですね。WSL2になってX Window Systemも動くとか動かないとかという話ですから、うまくやればWSLでPyGameを動かすみたいなこともできるのかもしれません。こういった試行錯誤の履歴も残しておくと、今後のためになるなと思っているところです。

少しずつテキスト的な内容がまとまってきたら出版社とも話してみても良いかもしれません。初学者向けのプログラミングテキストなど山ほどありますが、何か違った切り口で攻められると良いなぁと考えながら過ごしています。

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