Titan slimは2.4GHz帯と仲が良くないらしい

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

自宅の家電製品のいくつかは2.4GHz帯のWiFi接続詞か対応して折らず、5GHzのみでの運用に支障が出てきました。おそらくですが、802.11nを使うとTitan slimはWiFiつながらない病にかかってしまうようです。他の家電製品やMac、初代Titanでさえ2.4GHzが混ざっても問題なくつながっているのに、どうしてTitan slimだけがつながらないのでしょうか……。

Jelly 2も問題なくつながっているところを見ると、この機種間での違いはSoCの違いです。初代TitanとJelly 2はMediaTekのHelio P60を使用していて、Titan slimはHelio P70を使用しています。この違い以外に基本的な設計の違いはないだろうと予測するので、SoCの違いでWiFiの受信感度が違ってきているのかどうなのか、といったところでしょうか。

とはいえ、普通に考えると、P60からP70になったら「進化して欲しい」のですが、SoC界隈だと劣化することもあるんですかね。まぁ、新型が出たからといって旧型がお払い箱ということは実はあまりないようで、1個前の世代の方が良かったなんて事はそこここで聞く話ですから、P60とP70もそういった問題を抱えているのかもしれません。

研究室の無線LANの環境は2.4GHzのみでの使用なのですが、これも上手くつながりません。電波自体は拾っていて電波強度は「非常に強い」と出ていて、安定してつながっています。ただ、通信そのものがうまくいきません。通信速度を表示しているのですが、0.1kbpsみたいなよく分からない通信速度になってしまいます。研究室の場合、プロキシが悪さをしている可能性もありますけど……。

自宅の無線LAN環境は業務用のAPを使っているので、5GHz帯と2.4GHz帯でSSIDを分けることができます。家電製品の方のWiFi設定を変更しないといけなくなるのでめちゃくちゃめんどくさい作業になりますが、そういうチューニングも長期休みにやってみても良いかもしれません。

ただ・・・、

ユーザとしてはそんなこと気にせず、5GHzでも2.4GHzでも自動で切り替えて勝手につながって欲しいんですけどね・・・。iPhoneや同じUnihertzのTitanやJelly 2でさえもできていることが、最新機種のTitan slimでできないなんてことはないでしょう・・・。

MediaTekのSoCのエンジニアリングモードに突入して細かい調整をするという手もありそうですが、それこそ修正パッチで一括でやって欲しい。そういえば、受話音量が小さすぎるという話題がTwitterでも出てきていましたが、エンジニアリングモードで調整した方もいらっしゃるようで、やっぱりそういう細かい調整は自分でやらなきゃいけないメーカーなのかなぁとも思ったりします。

一風変わった端末を世に送り出してくるメーカーとしてとても気に入っているので、こういう細かい不具合でかつ致命的な不具合は速やかに対応してもらいたいものです。一般販売開始に向けての準備で忙しいのかもしれませんけど、先行販売したバッカーたちから上がってくる不具合報告は、一般販売に向けての改善点でもあるはずです。

SoCの問題ならP70を搭載した他の端末も同じような問題を抱えているはずなので、少し状況を調べてみようかなと思います。もし、MediaTek Helio P70周りのエラーをご存知の方がいらっしゃれば、是非共有していただけると嬉しいです。

上部へスクロール