Gather.townの布教中(プログラミングサークル)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

本学には、本格的にITを学ぶ授業や組織がなく、現在はリテラシー教育+αぐらいの授業展開になっています。今後は益々ITの需要も高まってくると思いますし、新設科目ができるまで待っていてはもったいないということで、ゲリラ的にプログラミングサークルを立ち上げて少しずつ学ぶ機会を増やしているところです。結果的に自分にもメリットがあるから始めていることですが、やはり立ち上げ当初というのはいろいろとハードルがあるなと感じます。

昨今の状況を考えると、一堂に会して何かをするということが好ましくない場合もあり、物理的にどこかに集まるサークルではなく、サークル自体をヴァーチャルで運用できれば良いなと考えているところです。そこで役に立つのがGather.townかなと早速導入を試みています。あまり詳しい規定を覚えていませんが、記憶によると25名までが無料で利用できる、だったはずですので、現時点の参加人数で考えれば十分運用できる人数制限です。

Gather.townを用意したから後は勝手に集まってね、ではなかなか集まらないのは分かっているので、授業終わりに毎回Gather.townを開いて布教活動しているところです。やはり、ゲーム感覚のあるものはみんな好きなようで、実際にゲームもいくつか配置してありますし、興味を持ってジワジワは行ってきてくれるようになっています。まさにGホイホイですね。

私が対応可能なときは常にオンラインにしていて指定席に座るようにしています。そうすることで、そこに行けばいつでも質問できると言う環境がまず大事だなと思っています。私がひたすら動き回っていると落ち着いて作業できないでしょうから、遊びにでも誘われない限りは私は指定席、学生さんはいろんなところで遊んで学んで、というスタイルが良いかなと思っています。

何事もそうですが、まずは楽しく取り組めることが大切だと思います。楽しいし勉強になるという環境が一番ですよね。そういった場をどうやって作っていけるか、どうやって学生さんを乗せていくかが今後の課題です。少しずつですが興味を持ってくれているのは分かっているので、一度やり始めたら病みつきになってしまうプログラミングの沼に招待するのがミッションです。

ゲームを作ってみよう、というのは実はあまり興味がないようで、どちらかというとプログラミングそのものに興味がある学生さんの方が多いようです。ゲームではなくても、役に立つプログラミングならやってみたいというモチベーションですね。とても良いことだと思います。自分のやっていることを効率化できると言われれば興味を持って自然ですし。

本学には「言語科学研究所」という言語学寄りの研究所があります。その中でも自然言語処理を扱っている先生もいらっしゃいますし、ゆくゆくはこういうところで学会発表につなげていきたいなという大きな狙いもあります。着任前に調整できれば良かったのですが、今年度は私は所員ではありません。次年度以降は所員として活動できるよう準備を進めているところです。こういったところにもメリットのあるサークル活動になるので、今まさに立ち上げを頑張っているところです。

物理的に集まるサークルからヴァーチャルで集まって学び合うサークルへうまくシフトすることができるかどうか、それが第一関門です。上手く動き始めれば活発な動きが出てくるのは分かっているので、そこに至るまでしっかり努力していきたいものです。言語処理関係なくても、プログラミングそのものは教えられますし応用は利きますから、これを見ている本学の学生さんがいれば、是非一緒に学びませんか。プログラミングできると楽しいですよ。

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