Titan Slim・・・に限らず、文字入力の難点

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

初代Titanの時も気になっていたのですが、ATOKを使って文字入力をしていて、文字種(英語⇔日本語)の切替をショートカットで行うと、記号入力モードになってしまうのが大変面倒です。ALT+Spaceですね。他にショートカットキーがあれば良いのですが、特に深く探してもいないからよく知らないというのがダメなところですね。

ただ、やっぱり私もIT系の人間ということもあって、調べてないと言われると微妙な部分もあり、実はある程度は調べてはいるのです。当然ですよね。とはいえ、こんなマニアックな端末を使っている人がそもそも少ないので、大した情報が得られず、放置しているというのが正しいところです。

Titan slimにしても初代Titanにしても、結局は中華製のスマホなので、日本語入力に向いているかと言われると、どこまで多言語向けにチューニングされているかと言うことなんだと思います。文字種の切替が必要な言語はアルファベット以外の文字でコミュニケーションを取る言語であれば必須ですから、切替作業自体はできるようになっているはず。ただ、そこの設定というか作り込みがイマイチで、なぜか記号入力になるというステップを噛ませないと文字種が変わらないんですね……。

実際見比べてもらえると分かるのですが、Titan slimで日本語入力(ATOK)を使っている場合,画面上部の通信速度の右側に「あ」と出ているので日本語入力しているなというのはパッと理解できます。問題は英語入力の方で、英語入力に切り替えた(つもりになった)場合、「A」が表示されますが、これが記号入力モードなのか英字入力モードなのかの区別が付きません。ALTキーを押すたびに記号か英字かというので切り替わります。

しかも、挙動の統一性がないというか、日本語から英語に切り替えた(つもりになった)ときは、無限に記号モードで入力になるので、適当な記号を何度も押せば何度も入ります。その後ALTキーを押して英字入力ができるようになり、再び記号が必要になりALTキーを押すと、今度は「1回だけ有効な」記号入力モードになります。何度も入力するためにはALTキーを押しっぱなしにしないといけません。

ATOKもUnihertz端末に向けてカスタムしているわけではないし、きっとBlackberryに対しても同じようなものなのでしょう。なので、物理キーボードを搭載していても、ちょくちょく使うことになる文字種切替でイライラさせられたりします。

まぁ、慣れてしまえばそれまでなんですが、この微妙に痒いところに手が届かない感じが良いですよね(良いのか?)。そういうところも含めて、面白い端末だなぁと楽しんで使っています。Aquamozc?などの他の入力ツールを使ったことがないのでその辺りのレビューは他に任せるとして、UnihertzのTitanシリーズを使っていて、かつATOKを使っているという極めて珍しい方々には参考になるのかなと思います。

もちろん、この問題の解消方法を知っているとか、ショートカットキーの割り振りで対応できたとか、そういう情報があれば教えて頂けると嬉しいです。

防水じゃないしTitan slimは見送りかなーとか言っていたのが嘘のように、毎日ポチポチタイピングして楽しんでいます。こういう噛めば噛むほど味の出てくるスルメ端末を作れるUnihertzがお気に入りですね。また新しい物が出たらついつい支援してしまいそうです。もっとも、Unihertzの場合、支援というよりもKickstarter経由の先行販売ですけど。

物理キーボード端末を使ってみたい方は、Unihertz公式でTitan slimの販売が始まった(予約)ので、興味があれば買ってみて下さい!

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