熱中症対策かコロナ対策か、トレードオフ過ぎて困る・・・

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

公共交通機関を利用して移動する際は、駅やバス停までの道中も含めて全てマスクを装着したまま活動していましたが、熱中症対策の観点から厚生労働省が「マスクを外してもいい状況」について声明を出していて、駅やバス停までの道中は「会話をしない限り」マスクを外しても良さそうだということで実践しています。実際のところ、道行く人を見ていると、私が移動する時間帯(午前6時頃と午後8時頃)は比較的歩いている人も少ないということもあって、8割方の人がマスクをしていません。

一方で、昼間の状況を見てみると、逆に8割方の人がマスクをしています。その分、話しながらのんびり歩いている印象ですね。時間帯さえうまくずらせば、徒歩の時間はマスクなしで大丈夫そう、というのが今のところの感覚です。もっとも、7月7日現在、全国で4万人超のコロナウイルス感染者が出てきていることを考えると、再びマスクをしないといけない状況も近いような気もしています。

道中再びマスクを着用、ということになれば、今度は熱中症が問題になってきます。マスクの中の温度はとても高くなりますし、湿度も異常なほど高まるため、熱中症が加速します。真夏なのにマスクをしたまま体育の授業をしていて……というのはこれまで散々見てきている状況です。マスクを外さないとこれは解決しないし、マスクを外すと感染リスクが上がります。

私のように、かなり早めの時間に出て、少し遅めに帰るような生活をしていれば歩行者も少なくマスクを外しやすいでしょうが、一般的な通勤・通学時間帯で、特に都市部ではまずマスクを外せるような環境にならないでしょう。

そうなると、自家用車での移動が一番安全なような気がしてきます。熱中症で命を落とすリスクと、コロナウイルスで命を落とすリスクと考えると、時期的には熱中症の方が厳しそうなので、マスクを外すのが正解なのかもしれませんが、どちらの状況でも命は落としたくないので、第三の選択肢を探すしかありません。

自家用車を持っていて、かつ、通勤・通学に利用可能ということなら、夏の休暇までは車で移動するというのが最適解だと思います。それが許されない環境の人たちをどう守るか、熱中症対策にマスクを外そうねと言っているだけでは解決しない問題ですし、しっかり考えて対策してもらいたい。

私は当面車通勤にしようと思っています。熱中症で倒れたくないし感染もしたくない。運動不足になってしまう問題は自宅でトレーニングすれば回収できるので、燃料費高騰中で環境にもよろしくない方法ですが、身を守るためにそうします。

熱中症はさておき、コロナはいい加減おさまってほしいですね・・・。

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