また一つコラボレーションが生まれそうな予感がする

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

基本的に私たちの業界では、「(それなりに価値のあると判断できる)データが欲しい」というのが一般的です。ゴミがいくら集まってもゴミなのは仕方ないにしても、埋もれているお宝は世の中にまだまだたくさんあると思っていて、それを上手く掘り起こしつつ研究にしていくというプロセスが重要になります。

私はそんな大した研究者でもないのでできることなど限られていますが、また一つ新しいコラボレーションができそうな予感がしてきています。以前から取り組んでいる性格推定に関する研究の延長で、同僚に私のやりたいことに直結していることをご専門とされている先生を発見し、ちょっと盛り上がってきています。学外でのコラボを考えるといろいろハードルが高いので、学内でこうやってコラボできそうな相手が見つかるととても嬉しいものです。

システム側が提供できることは様々なアルゴリズムを適用してチューニングしたモデルで、専門家の意見としてコラボして頂ければ最終的な調整がうまくできそうということもありますし、パラメータを作るための基本的な考え方も導入できそうです。こういったコラボは当たり前のように行われていますが、意外とお互いに「そんなことができるなんて知らなかった」ということがあるので、実際に話してみる段階まで持っていくのがとても大切だと思います。

いろいろ温めている研究があって、どうにかしたいものの自分ではできないといったときの調整と言っても良いかもしれません。元々そういうことが得意な方はどんどんコラボしていっていますし、成果をあげられています。私のような引っ込み思案にとってはなかなかその一歩を踏み出すのに勇気が必要なんですね……。え、どこが引っ込み思案なの?と思ったあなた、実はかなり私はアゲまくって無理矢理合わせているレベルの引っ込み思案なのですよ。

色々とお話しさせて頂くと、共通認識のようなものもあれば、全くお互いに門外漢の話をして面白い!ということもあって、あっと言う間に時間も過ぎていきます。テニュアトラックの身の上なので、学内でのコラボで成果を出せるのは実は学内評価的にもありがたいことです。1人で1人分の研究をするのも、2人で2人分の研究をするのも同じことかもしれませんが、異文化交流みたいなものが重要になってきます。学内でのコラボが新しい知見を生むと言うことに価値があるのですね。

高専にいた頃は実はあまりそういうコラボって上手くいかなくて、ごく一部の仲良しメンバーだけでやっているみたいなところが強かったです。大学に出てから、学内でのコラボの話がたくさん出てくるようになった辺り、やっぱり同じ高等教育機関であっても文化が全然違うのだなと認識を改めています。

とてもよい環境に身を置くことができているので、成果を出していきたいですね!

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