Windows11の使い方が相変わらず分からない

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

学内でのプログラミング学習サークル立ち上げを考えて少しずつ動いているのですが、大半の学生が所有しているWindows11の使い方が未だにサッパリ分からなくて悩んでいます。もちろん、Windows XPの頃から変わってないものもたくさんありますが、UI的なところではかなり変化していてついていけていません。

まず、本学の学生はそもそもITを学ぶというモチベーションで入学してきていないので、私が最初にコンピュータを触った小学校の頃を思い出しながらプランを考えないといけません。興味があるからと言ってこれぐらいのことはできるだろうみたいな予測はまず成り立ちませんし、ある種最初の手ほどきは手取り足取りになるぐらいを想定しています。

1回生は最初にOffice365からアプリ版のOfficeをインストールするところからスタートするので、何かしら自分のパソコンにソフトウェアを入れたことがあるという経験がギリギリある程度です。一方で、プログラミング環境というか汎用的な使い方を考えた場合、結局WSLでLinuxを教えておいた方が何かと楽になるという結論しかなく、WindowsにAnacondaで適当にPython環境みたいなスタートラインも考えていません。

きっとこの辺りの発想から変えていかないといけないのは分かっているのですが、最初にAnacondaを入れてしまうとどうにも汚い環境になってしまうこともありますし、pipとcondaの共存で倒れる場合もあります。回り道で険しいようですが、Linuxで自分で環境を作っていってもらう方が最終的には良さそうだと思ってしまいます。難しい。

Windowsの話でしたね、ちょっとずれました。

実際、WindowsでもVisual Studio Codeと組み合わせてそれっぽい開発環境は作れるでしょうし、最初はそれで十分だと思います。ただ、これまでの経験上、より踏み込んだことをやろう、という話になったときに、結局混乱しすぎてWindowsとWSLは何が違うのか、とか、Windowsで使いたいんですけど、WSLって必要なんですか、みたいな根本的な話を今までやってきたこととの違いを含めて説明する必要が出てくるため、非常に回りくどくなってしまうのです。

その上、WindowsとChromeの違いが分かってないなど致命的な知識不足も頻発するので、「どうせ思い込んで作業をするのであれば、思い込みが最も良い方向に行くもの」を考えることになります。もちろん、やってみれば柔軟性が高くて良質のスポンジのように吸収してくれるのかもしれません。その場合はどんどんスキルアップしてもらえば良いだけで、最初から高い水準でスタートできない問題があります。

そうなると、結局Windows11をきちんと理解しておかないと上手くこちらも説明できなくなってしまうという状況です。WSLだけ適当にポンと渡しておけばいいならこちらもMacでターミナル使って話せば良いだけなのですがそうはいきません。

この手のサークルは初期メンバーを鍛えるのが肝要です。初期メンバーを上手く軌道に乗せられたら、あとは先輩が後輩を鍛えていくような流れに持っていけます。最初が本当に肝心です。とりあえずやってみよう、のレベルをきちんと押さえた指導方針を考えているとすぐに時間が溶けてしまうのも厄介ですが、せっかく立ち上げるサークルなので、大学の売りになるように努力したいものです。

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