USB-C⇒USB-Aの変換コネクタ

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

追記:USB-Cメス⇒USB-Aオスのパターンで変換するアダプタは「規格外」ということで、使用しない方が良いとの情報が届きました。とても危険な接続になる可能性もあるので、基本的には使わない方が良いもののお話です。

最近は大抵の端子がUSB-Cに統一されてきていて、裏表を気にせず適当に挿せば使えるという便利な状況になってきています。一方で、USB-Aの端子を利用しているモノもまだまだ数多くあり、混在することになると、変換コネクタを使うか、ドッキングステーションのようなマルチハブを使う必要があります。

私は職業柄いろんな端子を扱える状況にあるモノの、古くから愛用しているアイテムはUSB-Aしか対応していなかったりするので少々困ることもあります。例えば、USBの充電器がそうですね。5ポート同時充電できるアダプタをもうかれこれ10年ぐらい使っているのですが、これがUSB-Aしか対応していません。それなりに急速充電もしてくれるので、手放せないアイテムの一つです。最近はUSB-CとUSB-Aが両方付いているようなものもあるのですが、買い換えるほどでもないというのがこの手のアダプタの難しいところだったりもします。

そうすると、充電するときにUSB-Cのものだけ別のアダプタから充電しないといけません。コレは大変めんどくさい。電源が2系統必要ですからね。かといって、USB-Cで充電したいからといってパソコンを接続するのも億劫だったりします(と言っても、常時パソコンは起動しているので挿すだけなんですけども、持ち運びするときに抜くのがめんどくさい)。

そこで出番が来るのが「USB-C⇒USB-A」の変換アダプタです。むしろ、USB-A⇒USB-Cの変換アダプタの方が需要がある世の中のようにも思いますが、USB-Aが使えないとめんどくさい人も少なからずいるということでこういうアイテムも売られています。

まるでUSBメモリのような形状ですが、USB-A端子の反対側を見てみるときちんとUSB-Cの端子が準備されています。ここにUSB-Cのケーブルを挿して、USB-C⇒USB-Aを実現できます。もちろん転送速度はUSB3.1規格なのでそこそこ速いです。

なぜコレが必要になったかというと、Apple Watchの充電ケーブルです。昔はUSB-Aだったのに、最近のApple WatchはUSB-Cになっていて、Apple Watchを充電しようと思うと、そのためだけにUSB-C端子のある何かを用意しないといけませんでした。コレは本当に面倒くさい。どうせなら、アダプタに挿しっぱなしにしてて、充電したいときは腕から外して載せるだけの状態にしておきたいですよね。

このアダプタのお陰で見事に問題解決です。充電時間などの問題も発生しませんし、自宅のUSBアダプタに挿しっぱなしにできるので常設充電器として使えます。USB-Aの遺産を今でも活用している人にとっては大変便利な変換アダプタですね。

ちなみにこの変換アダプタはこちらから購入できます。特に相性問題などもありませんし、USB−Cを手軽にUSB-Aに変換できるアダプタとして活用していただけると嬉しいです。Webカメラを装着しようとしたら端子がUSB-Cで使えなかった…みたいな人もいるようですから、諦めないでこういうアダプタで対処してみるのも良いかもしれません。

相性問題はありませんと書いていますが、あくまで私の環境では、ということだけ念頭に置いて頂けると嬉しいです。この手のアイテムは少なからずうまく動かないことがあるので、その場合は違う機器で使うか諦めるか返品しましょう。

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