Unihertz Jelly 2で最適なDPの設定(試行錯誤中)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

そもそもDPってなんぞや!?という話が必要な気もしますが、絶対的な長さの尺度と思ってもらえば多分分からないと思います(わからんのかい!) DPIというのが1インチに何ドット打ってあるかという尺度で、実世界で1インチ×1インチの正方形の中に何個ドットが入るか(5DPIだったら5×5の25個のドットが入る)という指標です。

対するDPは、実世界でどのぐらいの大きさになるかを示したもので160DPIの時に1PXと1DPが等しくなるように設計されている……と説明したところでわけわからんですよね。どういう数字かというと、ディスプレイの解像度によって1PXの大きさが変わってきてしまうので、表示したい大きさがディスプレイによってバラバラになってしまうのを、DPという絶対的な単位を使うことで、iPhoneで見てもiPadで見ても同じ大きさのボタンを表示できる、というまぁ、こういう単位です。分からない話ですみません。解像度の違うディスプレイで1円玉を見ると大きな1円玉や小さな1円玉が表示されますが、DPで設定していると、1円玉はどのディスプレイで見ても1円玉の大きさになる、ということです。

さて、サッパリ分からない話はさておきとして、このDPの設定を調整するとディスプレイに表示できる内容が増えます(表示領域が大きくなる……と言えば良いですか)。一方で、無闇に設定を変えるとあまりに小さくなりすぎて(領域が広くなりすぎて)サッパリ見えなくなってしまうという問題もあります。Titan Slimの設定をしているときに初めて知ったこのDPですが、Jelly 2で調整するとどうなるのだろうと試行錯誤しています。

デフォルトの設定を見ていると396DPとなっていました。これで表示していると、ニュースアプリでも結構スクロールしないといけなくてしんどいですし、Twitterもなかなかツラい。やはり表示される情報量が少なすぎる……と感じます。Jelly 2だから仕方ないよ!と思うかもしれませんが、設定で変えられるなら多少は改善させたいですよね。

とりあえず2倍ぐらいにしてみようと、720DPと設定してみると、実際に設定された値は640DPでした。つまり、Jelly 2の表示の限界は640DPということで、それ以上の設定はできません。しかも、640DPにすると、もうビックリするぐらい小さい画面になってしまって、タップすら上手くできなくなります。今のところ私にとってちょうど良いなと思うDPの設定は540ですが、まだもう少し調整しても良いかもしれません。文字入力の時の誤タップが増えてます……。

並べてみるとそんなに違いはないようにも思います。しかしそれはみなさん、みなさんが見ているスマートフォンやパソコンのディスプレイのサイズだからですよ。これがJelly 2の僅か3インチの小さなディスプレイに表示されていると考えてください。メチャクチャ小さいですから。

私は視力に関しては昔から下がったことがないので、このぐらいの見栄えでも大丈夫なのですが、視力低下中であったり老眼が来ていたりするとキビシイでしょうね……。もっとも、老眼の方はデフォルトのJelly 2もしんどい気がしますが、それでもJelly 2を使いたい方が買っておられると思うので、かわいさと思って楽しめている……かもしれません。

Android端末はiPhoneと違って本当に色んな設定を自由に変更できます。そういう面だけでもiPhoneよりも好きなのですが、何も触れないからこそ安全で使いやすいという世界観もよく分かります。日本でiPhoneが売れる理由も、その日本で根強いAndroidファンがいることもよく分かります。私はどちらの世界観も好きなので(ノッチがあり得ない以外は)iPhoneもAndroid端末も楽しく使っています。

Jelly 2を買う層というのはもう本当に「変わった物好き」の人たちばかりだと思うので、こういう細かい設定もイジりながら楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。最悪、ハズキルーペの出番ですが、それでも楽しい端末です。

新品になって戻ってきて、Titan Slimとの二刀流で生活しています。iPhoneは写真を撮ったり電子決済するとき(Apple Watch)にしか使いませんから、ワンピースの誰かみたいな三刀流とは言いませんけど、なかなか楽しいガジェット生活です。モバイルICOCAが来たら迷わずJelly 2に入れますが、もうしばらくの辛抱ですね。

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