SHUREの超高速神対応に感謝(AONIC 5 with RMCE-TW2)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私は基本的に有線でイヤホンを使用しています。理由はいくつかあって、バッテリーを充電する必要がなく、人混みでも音がブツブツ切れることもなく、音声の遅延による映像とのズレがないことが大きいです。もちろん、「ケーブルが邪魔になる」という最大のデメリットはありますが、それ以外はワイヤレスイヤホンには勝てない魅力がたくさんの有線接続です。

とはいえ、ケーブルが邪魔になってしまうことも多々あるため、MMCXの特性を利用して、有線と無線を切り替えて使用しています。特に、ZOOMを使った授業の同時配信などをやっているときは、完全ワイヤレスのイヤホンでないと、教室を歩き回りながらリモート参加の学生さんに音声を届けたり声を聞いたりすることが難しくなります。そこで、活用しているのがSHUREのRMCE-TW2です。

こちらのレシーバは、MMCXのイヤホンであれば基本的にどれでも使えると思いますが、構造上「SHUREがけ」を想定したイヤホンでないと使いにくいかもしれません。SONYのWF-1000XM4のような完全ワイヤレスイヤホンや、APPLEのAirPodsなどのイヤホンとは違って、耳に引っかけて使うタイプの完全ワイヤレスのため、どれだけ動き回ってもまず外れることのない代物です。

さらに、一つ前の型であるRMCE-TW1のときの泣き所だったいくつかの問題は全て改善されているため、かなり使い勝手が良くなっています。例えば、ケースから取り外しても自動で電源が入らないとか、マイクが右側しか使われず、ハンズフリートークも右側のレシーバだけでしかできない(モノラル)とか、そういった細かい問題が改善されているのが良いところですね。

このレシーバを活用していたのですが、外装の一部が割れてしまい(写真を撮るのを忘れていました・・・)、SHUREのサポートへ送ったところ、なんとたった1日で戻ってきてしまいました。分かる人はすぐに分かると思いますが、1日で戻ってくる場合の対応は「新品交換」です。そもそもこの機種は生活防水を謳っているので、仮に割れた外装を修理したとしても同等の防水性能になるとは限らず、新品交換する方がお互いに安上がりになるのです。

しかも、購入が4ヶ月ほど前だということもあって、「無償」での交換対応をして頂けました。おそらくですが、私が普通に使用していてどこかのタイミングで変な力を加えて割ってしまったのだと思います。それでも、保証で無償で交換してくれるというのは本当にありがたかったです。これからもSHURE製品を使い続けたいなと思える素晴らしい対応でした。5000円〜10000円は覚悟していたのですが。

私のSHUREイヤホン歴はE4gからなのでもうかれこれ15年以上になります。当初はリケーブルすらできないイヤホンで、断線してしまったら買い換えるほかなかったのですが、SEシリーズが出てきてMMCXで使えるようになり、ケーブルを選んだりできる世界が訪れ、無線のレシーバも自由に変えられる時代が来て、大変嬉しく思っています。

入門的には、SE215+RMCE-TW2が手頃で楽しいと思います。完全ワイヤレスでちょっとやそっとじゃ落ちることなく、ステレオ通話ができるイヤホンはなかなか見つからないと思います。興味のある方は店頭でお試しください。レシーバだけ活用してイヤホン自体を交換することも可能ですから、入門編でSE215を楽しんで、ステップアップしながら沼にハマっていくのが良いと思います(ダメ)

こだわり始めるとイヤホンは沼すぎるので危険ですが、高価なイヤホンに手を出してサポートが受けられないというのはもっと酷い話になってしまうので、安心して高級イヤホンに入門できるSHURE製品はオススメです。是非一度聞いてみてください。世界が変わると思いますよ。

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