ふとした瞬間に趣味の方向性が同じであることが気づくことがある

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私は自他共に認める変わり者で、きっとそれに異を唱える人はいないと思います。趣味もかなり偏っていて、たいていの場合、趣味について話しても「はぁ・・・?」というような反応に困った時の反応が返ってくるような状況です。ただ、ごく稀に、そう、たとえば、金のエンゼルが当たってしまった時のように(ちなみに当たったことありません)、なぜか私の趣味の話をしていて会話が噛み合ってしまうことがあります。

私の中では、軽いジャブのようなレベルの話題を振る訳ですが、大抵の場合ジャブでKOしてしまいます。で、私の趣味の話は終わって、一般的に流行っている話にシフトしていくのがいつもの流れです。そして私もこの流れが普通だと思っていて、会話が噛み合うことを想定しておらず、ジャブを放ったら完全無防備状態になってしまっています。

でも本当に稀にですが、私のジャブを華麗にかわしてボディブローを放ってくる方がおられます。正直びっくりします。何か知らないけど会話が噛み合っていて話が進んでいるのです。それは私にとってものすごく衝撃的なボディブローであるにも関わらず、打たれたことにしばらく気づかず、さらに何発かのやり取りが生じた上で「驚き」という形で私に大打撃を与えてきます。

ごくごく稀にこういう体験ができると嬉しい反面動揺してしまいます。え、私はこの話題をどこまで掘り下げればいいのだろうか。え、この話題に詳しいということで変な人だと思われていないだろうか。いや待て、基本が変な人なのだから、変な人以上の何かだと思われているのではないだろうか。

いろんな思考が頭をよぎります。それぐらい、ちょっと人と違った趣味を持っていると、話が噛み合うことに慣れていなくてびっくりします。もちろん、一度噛み合い始めるとすごく面白くて、あれも知ってますか、これも知ってますかとどんどん話が膨らむので心地よいのですが、会話が噛み合っていることに気づいた瞬間の噛み合わなさというのが何とも不思議な感覚になります(意味不明な表現ですが伝わりますか)

人間、会話の基本はキャッチボールで、お互いが受け取りやすい球を投げて、しっかり受け取って投げ返す、こんなことをやっているはずです。私の場合、特に趣味においては、ボールを受け取ったら真後ろに投げているレベルの人で、そもそも受け取ってもらえると思ってないんですよね。そこに、どっしり構えたキャッチャーがいてくれたら、どれだけびっくりすることでしょう。本当にそんな感覚なんです。

こんなにズレた趣味って何なんだろうと思った方、実は全く大したことないです。音楽の趣味の方向性の話です。知っているグループを並べたら全部知っていた、という話に過ぎないのですが、それが噛み合うこと自体に驚きを隠せない、ただそれだけのことです。世の中にはいろんな音楽が溢れていますが、私の聴く方向性の音楽は、もう十数年前のオジサンたちの世代で流行ったものでは、という感覚なので、それを拾ってくれる若手がいることに驚き、感謝しています。

きっと次話をする時はもう少し掘り下げた話になるんだろうなとか楽しみにしているのですが、みなさん、こんな体験ってありませんか。噛み合わないし、噛み合った記憶がほとんどない話題を拾ってくれる人が出てきた時の感動を覚えていますか。まだそんな体験はありませんか。

そういう話を聞かせてもらえると嬉しいなと思ったりします。もちろん、私の趣味の世界について話せる人も随時募集中です!

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