お待たせいたしました? OUKITEL WP19の重量感について書いてみます。

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私はスマートフォンデビューはiPhone3GSだったのですが、使っていてもなかなかiPhoneに馴染めず、気付けばずっとAndroidばかり触っていて、ホームボタンが消えたりノッチが幅を利かせるようになってからは全くiPhoneを使えなくなってしまいました。その分、いろんなAndroid端末で遊んでいて、スペックよりも「どれだけ尖っているか?」が重要になってきている変わり者です。日本においてはiPhone一択じゃないかというぐらい、電車の中でもiPhoneしか見かけません。

そういう私が尖った端末として目を付けたのがUnihertz製品だったわけです。とはいえ、尖った端末はUnihertzに限らないだろうと、どっち方面に尖っているかは分からないにしても、色々尖っている端末を見ていると、モバイルブースター級のバッテリーを搭載した超重量スマホを見付けてしまったわけです。手元には世界最小だと言い張っているUnihertz Jelly 2があるので、最小級と最大級が手元にあるのは面白かろうと、開発用端末に準備してみました。今回のお話は最大級のサイズ感を持つOUKITEL WP19です。

早速重量を見てみましょう。

落下させないようにデジカメ用の強めのストラップを装着した実際の使用状態での重量です。628gて…ちょっとしたタブレット端末より重いですよね。公称値は570gらしいので、50gほどのストラップが付いているということでしょうか。正直なところ、50g変わったところで何も感じません。麦茶のペトボトルが最近600mlで売っていたりするので、大体それと同じぐらいの重さを想像して頂ければと思います。完全に鈍器ですよね。

では、比較対象としてUnihertzのTitanを見てみましょう。

Titanの公称値は忘れてしまいましたが、これでも330g超えのモンスター級ですよね。かなり重い。ケースも装着しているので本体はもう少しだけ軽いかもしれません。誤差の範囲です。ちなみに、操作性という面では、Titanは基本的に両手持ちしないと使いにくいですが、WP19は片手でも十分使えます。ついでに筋力も上がります。

お気に入りのTitan Slimはどうでしょうか。

230gぐらいならよくあるスマホのちょっと高性能版ぐらいの重さですかね。十分片手で使えますし、バッテリーも4000mAhあるので十分一日使えます。これが防水でFelica対応だったら言うことなかったんだけどなという代物です。せめて防水は欲しかった……。

ついでに、世界最小を謳っているJelly 2も見てみましょう。

実はストラップが結構重くて、ケースもそれなりに重たいので、Jelly 2の小ささ、軽さを犠牲にしてしまっている感は否めませんが、100g台前半なら十分軽い端末だと思います。片手にすっぽり収まりますし、Felica対応ですから、定期券代わりにもなる素晴らしい相棒です。バッテリーの保ちだけがネックですね。防水でないのはこのサイズだと仕方ないのかもしれない。Atomは防水ですけど。

おまけにiPhone13とも比較してみましょう。

iPhoneもケースとストラップを付けるとそれなりの重量なんですね。200g超えてるとは思ってもみなかったです。WP19に比べれば軽すぎるぐらいですし、私のiPhoneはSIMなしでテザリングでつないでいて、基本的にApple Watchを震わせるのが主な仕事です。メールなど諸連絡はiPhoneとAndroidの端末に飛ばしていて、Apple Watchが震えたらAndroidで確認する、そんな生活です。

ちなみに、重ね合わせてみるとこんな感じでした。

足し算すれば良いだけなので既に分かっていたかと思いますが、TitanとTitan Slimを合わせてもWP19に届かないんですね……。どんだけ重いねん……って突っ込みたくなります。なんならJelly 2も重ねてみよう!と載せてみると、さすがに3台もあればWP19の重さを超えるようです。が、誤差の範囲では?というぐらいの重さですよね。

この端末を普段から持ち運ぶのはなかなか重たいと思いますが、アプリ開発の検証機として、Android 12が動いて、被験者実験で雑に扱っても壊れにくくて、バッテリーがビックリするぐらい持続するという点がものすごくありがたいです。下手なアプリを作るとバッテリー消費も酷いですから、こういうとんがった端末が大事になってきます。検証機にはもったいないと言われそうですが、そういう立ち位置のアイテムです。

実際に使ってみた感想はまた改めてまとめてみます。他のOUKITELの端末なら対応しているツインアプリに対応していないとか、細かいモヤモヤがあるのでそういうのも含めて。

この重さでも、バッテリーの持続時間が最優先という人にはお勧めします。全くバッテリー減らないのでビックリすると思いますよ!

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