MMCXイヤホン(SHURE AONIC 5)の接点復活作業

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

MMCX対応のイヤホンを使っていると、ワイヤレスにしてみたり優先で遅延なく音楽を楽しんでみたり、いろんな使い方ができるので大変便利です。一方で、取り外して付け替えができるということはそこに端子が存在するということなので、接点部分の劣化は免れません。

MMCXの端子はこのようになっていて、無線ならレシーバ、有線ならケーブルの先にカチッとはめ込めば装着感r尿です。とても使いやすいですね。ただ、見ての通り少しずつ汚れが蓄積してきて、接触が悪くなってしまうのが大問題です。音質を追求している(MMCXのイヤホンを使う人は大抵そうだと思います)のに、ブツブツと音が途絶えたりするとツラいですよね。

最近左のイヤホンから音が出にくくなって途切れ途切れになったりしていたのでケーブルの不良かと思っていたんですよね。有線でずっと聞いていたのでケーブルの断線はよくあることだからと接触の良い角度で使って…みたいなことをやっていました。ただそんな使い方もイマイチですから、手持ちの無線レシーバの方に切り替えて使ってみたんですよ。そうすると、そっちでも左のイヤホンがブツブツと途絶えてしまうので、これはケーブルやレシーバの問題じゃなくて接点の問題だなと気づいたわけです。

そこで、Amazonを眺めていると、SOFT 99の接点復活剤が目に留まり試してみることにしました。

錆びたりショートしたりして変色しているモノにはあまり効果はなさそうですが、汚れを落として接触不良を改善するにはちょうど良いぐらいのアイテムが手に入りました。車のタッチアップペンみたいな感じで、筆のようなものが付属しているため大変塗りやすいアイテムです。これをしっかり塗って磨いてを何度か繰り返してみるとかなり良い感じになりました。

先ほど少し緑っぽくなっていたのがかなり綺麗になっていると思います。コレできっとブツブツと途切れていた音声もきちんと入るようになるでしょう。

実際、SHUREのRMCE-BT2に接続して音楽を聴いてみると、ブツブツ途切れていた音声が全く途切れなくなりました。左のケーブルが断線しているのかと思っていましたが、そうではなかったことに気付けて良かったですね。このレシーバはもう廃盤になっていて入手困難ですし、長く使いたいですから。

ちなみにこのRMCE-BT2というレシーバは、aptX HDに対応していますし、2台同時接続にも対応しているので、スマートフォンと音楽端末を別々で使用していても、音楽を聴きながらスマホの方で着信を受けられる優れものです。後継のRMCE-TW2はaptXだけですし2台同時接続もできないので、このラインも残して欲しいなと思っているところだったりします。

接点の復活で快適さが戻ってきます。MMCXイヤホンなんてモノを使用している人はあまりいないかもしれませんが、例えば、スマホの充電が上手くいかなくなってきたとか、有線イヤホンの接続が良くないとか、ちょっとした「接点」の問題がある人には接点復活剤はオススメです。

接触不良を疑っている人は、是非試してみて下さい。過ぎたるは及ばざるがごとしなので、少量から試しつつ、接点が復活するかどうか確認してみましょう。延命できるはずですよ。

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