みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
私の住んでいる神戸市は、海と山の両方を楽しむことができる素晴らしい街で、海へも山へもアクセスが良く、色んな楽しみ方ができます。ただ、それは観光という側面から見たもので、居住するとなると、その海と山がなかなか良い感じにダメージを与えてくることもあります。瀬戸内海に面しているような区(北区と西区以外)で特に南の方では塩害が酷く、洗車を頻繁にしないといけなくなったり、洗濯物が塩っぽくなったりします。
同様に、山のエリア(おそらくどの区にもある)については、ビックリするぐらいの急斜面がいきなり出てきたり、ちょっと隣町に行くにも山越え谷越えと簡単には移動できないことが多く、体力を消耗してしまいます。もちろん車やバイクを使えば良いのですが、距離にすると2〜3kmを移動するというレベルなので、もったいない気もして歩くことが多いです。
さて、そういう居住地域に居るわけですが、やはり通勤となると毎日のことなので山岳ステージ(という程かどうかはさておきとしても)があるとなると、それはダイエットに直結しそうな気がするわけです。
まず、私の自宅から最寄り駅までは1.6kmほどなのですが、高低差が40mほどあります。もちろん高い方に住んでいるので、行きは下りです。下りは楽かというと意外とそうでもなくて、膝に負担がかかるので筋力を消耗します。駅に着いた頃には思っている以上に足に負担がかかっているようでちょっとダルくなっていたりもします。そういえば、前任校に決まったときに徒歩通勤用にAirMaxを買いましたがほとんどリモートワークで使わずじまいでした。活用せねば。
電車に乗ってしまえば楽になるかと思いきや、通勤時間帯はもうコロナ禍であることを忘れるぐらい満員電車になってます。当然座れませんし、荷物も重たいのでなかなかこれも修行になります。JRは○○分遅れがデフォルトになっているぐらい常に遅れていて、遅延が酷いと駅間で緊急停車したりするのでこれもまた修行です。キツい。こういうところを改善して欲しいのですが、どうしてもJRに偏ってそういう事態になる率が高いように思います。併走している阪神や阪急ではそんなこと滅多にないのに。
十分電車で修行をしたら、今度は勤務先の最寄り駅から勤務先への急坂があります。途中までバスで登れるとしても、高低差が100m前後あるので、かなりの急勾配になっています。山岳ステージの登りは純粋に体力勝負なので、頑張って登るしかありません。下りなら重力が助けてくれる部分もあるにはありますが、登りの場合は100%自力です。これが1.5kmほどあります。
実は、勤務先の大学は、学内でも高低差が20m以上あって、学内の移動だけでもかなりの上り下りを要求されます。その分、研究室からの眺めは最高なのですが、体力の消耗も最高です。大学の口コミを見ていても、学生さん達の嘆きが見えてきます。とにかく体力勝負の大学だと。
ちなみに帰りは上記の逆になるので、急勾配の下りからスタートし、満員電車に揺られて、なだらかに登って帰宅、ということになりますね。帰りの下りは本当に膝に来るので、慣れてくるまでは無理をしないように歩かないといけません。40歳も過ぎてくるとあちこちにガタが来るので、無茶は禁物ですから。
ただ、こうやって書いてみると、毎日こういう運動ができるというのはむしろ幸運なことだと思っています。コロナ禍で運動する機会が激減して、私も例に漏れず増量キャンペーンに励んでしまったため、必死でロードバイクダイエットをしていたところです。しかし、勤務先が変わったことで、毎日出勤が基本(昔はこれが当たり前だったのに不思議な感覚です)になるため、毎日通勤が体力作りになります。こんなに嬉しいことはないですよね。
ロードバイクで三本ローラーを回すのももちろん楽しいですが、運動のための運動なので、結構気合いを入れないとスタートできませんでした。一方で、通勤であれば毎日イヤでもやらないといけませんし、逃げられませんから、必然的に強制運動です。事実、初日の通勤だけで早速全身筋肉痛になるぐらいヘトヘトです。ロードバイクで体力自体は上がっているものの、徒歩で使う筋肉とロードバイクで使う筋肉が違いすぎて、使ってない筋肉が軽く悲鳴を上げています。
日常生活がトレーニングになり、それがダイエットにつながるなら理想ですよね。ある意味で理想の環境を手に入れたことになるので、研究活動を頑張りつつ、通勤で痩せるという良いサイクルを作っていきたいものです。大学に着いた頃には小腹が減っていてお菓子が欲しくなるのを我慢する日々が続きそうですが、慣れてくればそれも収まるでしょう。
ダイエットは継続が大事なので、慣れてきたら朝晩の通勤に加えてロードバイクにも乗れるような体制を整えていきたいです。トライアスロンがラン・バイク・スイムと分かれているのは、それぞれ使う筋肉が違うからで、スイムを毎日やるのは難しいにしても、ランに近い通勤と、バイクの趣味があればなかなか良い身体を作っていけそうです。
新年度も始まり心機一転、ダイエットも頑張っていきます!