販売戦略に負けてしまったアウトレット散策

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私はナイキのスニーカーが結構好きで、アウトレットに行くと必ずナイキのお店に立ち寄ります。大抵はお目当てのものがなかったり、色違いしかなかったり、という感じでうまく手に入れられないことが多いのですが、たまたま良い感じにちょっと販売戦略にハマってしまいました。

職場が変わって、登山通勤になったことはこのところ時々書いているのでご存知かと思います。実際、毎日結構な登山をしているので、足腰が強くなってきているのを実感し始めているぐらいです。ただ、歩くということはそれだけ足に負担がかかるということで、靴選びがとても重要になってきます。

以前、ナイキのオンラインストアで、AirMax 97を完全カスタムモデルとして作ったことがあります。1年ぐらい前だったかな。パートナーと相談しつつ、99%パートナーが決めてくれたデザインで注文して、1〜2ヶ月待ったような記憶です。その時は、黒を基調として赤をアクセントに使ったような配色にしたため、あまり明るい服装だと似合わないデザインになっています。

最近の登山通勤では、安物スタンスミスみたいなスニーカーを使っていて、これがまたソールが薄くて足の裏が水ぶくれだらけになってしまっているのです。痛すぎですね。黒系の服装の時はAirMax 97を使っているので楽に歩けるのですが、このところ暑くなってきていますし、明るい系で通勤しているとAirMax 97を使うことができず、仕方なく安物スタンスミスに頑張ってもらっています。

これだと、足が先に潰れてしまいそうな気がしていて、明るい系のAirMaxも欲しいなぁと思ってオンラインショップをこのところずっと眺めていました。なかでもAirMax 95のこちらの配色がずっと気になっていて、現物を見られたら欲しいのになぁと思っていました。なぜかというと、画面を通して見るデザインや配色は、現物を見ると全然違う?みたいなことがよくあるからで、それなりに高い買い物になるし、たまたま店頭で見かけたら買おうかなと思っていました。(こう書いている時点で「買った」事実はこの時点で分かると思いますがw)

のんびりとアウトレットのナイキを覗いていると、今日も収穫なしかなぁという感じであまりマジメに探していなかったんです。すると、一緒に散策していたパートナーが、「これめっちゃええやん!このデザインめっちゃ好きや!」とテンションが上がっていて、あ、自分の欲しいスニーカーが見つかったんだろうなと見てみたら、なんと私が欲しいと思っていたものそのものがあったのです。もちろん、「これが欲しいの?」とパートナーにはきちんと確認して、「いやいや、あんたの通勤用に完璧やんと思って!」と言ってくれたので、早速試着です。

さて、これって別に販売戦略がどうしたこうしたという話ではなく、アウトレットで掘り出し物を見付けただけというありがちな話に思えますよね。でも、そうではなくて、通常アウトレットのお店にはAirMax 95や97は陳列しない(そもそも出さない)そうなんですよ。その辺は何度も通っていてよく知っていて、実際AirMax 95をアウトレットの店頭で見かけたのは10年以上ぶりです。以前見かけたのは軽井沢のアウトレットで、その時も即買いしてましたw

店員さんに、AirMax 95が並んでいるのは珍しいですよね?と確認したところ、今は春のキャンペーンだかなんだかで、「オンラインショップ限定のものを店頭に持ってきて、試着してもらってオンラインで買ってもらう、というのをやっているんですよ、だから本当にたまたまこのタイミングだから出ているだけなんですよ!」と仰っていました。めちゃくちゃピンポイントで遊びに行ってしまったようです。

AirMax 95と言えばAirMax狩りという現象が起きるほどのとんでもない人気を博したモデルで、高校の友人が持っていることを自慢していたのを覚えています。高校内で「狩って」遊びました(もちろん返しましたけど、それぐらい社会現象だった)。それをさりげなく並べておいてお客さんを引き寄せるとは素晴らしい戦略ですね。95と言うぐらいだからもう四半世紀以上前のモデルなんですけども、今でも若い子が履いているぐらいの超ロングセラーモデルです。毎年のように新しい配色も出てきていて、まだまだ息の長いモデルとして続いていきそうです。

見事に販売戦略にハマってしまいましたが、良い買い物ができました。届くまで数日かかるようですが、それまでは安物スタンスミスで頑張って、届いたら快適な登山通勤をしたいなぁと思っています。

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