なかなかマニアックな机回りになってきた・・・かもしれない

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私の研究室での仕事環境はどうなっているか、そんな話をしてみましょう。基本的に大学の教員というのは個室を持っているので、自分の部屋は自分が使いやすいようにカスタムして(限度はあるにしても)快適に使えます。・・・というのは言いすぎかもしれませんが、まぁ、大体そんなところです。異論は認めます。異論しかないと言われるかもしれません。

さておき、私の研究室での仕事環境は、だいぶ面白いことになってきています。

机周りの様子。この画像からは全く想像もできない不思議な状態ではあります。

EIZOのモニターにPromiseのPegasusを引っ付けたMacBook Proがメインマシンです。計算機はサーバルームに置いてあるのでここにはありません。

さて、何が不思議な状態かというと、この机の天板はかなり手前に傾いています。オカムラのアトラス&クルーズというシリーズを使っているので、机は傾き、椅子もかなり後傾姿勢で使用しています。これがもう快適すぎて、いつでも寝たくなる・・・、いえいえ、集中して仕事ができます。そんな傾いている天板に置けるマウスやキーボードというのも実は結構限られてきます。

左からMagicTrackPad、HHKB、MX ERGOと、入力デバイスが揃っています。色合いも合わせるため黒系で統一ですね。左手でトラックパッド、右手でトラックボールと自由自在にポインティングデバイスを使いこなしています。といっても、左のトラックパッドは複数指ジェスチャ用みたいなものですが。

MX ERGOもなかなか良いトラックボールですよね。そっと手を置いた角度にピッタリフィットして、親指でくりくりとポインタを動かせます。精密モードも搭載されているので、トラックボールにありがちなマウスポインタが暴れるという現象も、精密モードに変更すればかなり扱いやすくなります。2つのデバイスとペアリングできるので、サブ機(授業専用機)のWindowsとMX ERGOをペアリングしておいて、1台2役で運用中です。

HHKBは言わずと知れたHHKB Professional Hybrid Type Sの墨(無刻印)です。これも4台までマルチペアリングできるので、MacとWindows両方にペアリングしておいて1台2役頑張っています。コレのお陰で、モニターの入力を切り替えてBluetoothの接続を入れ替えれば、同じ入力デバイス、同じモニターで複数のPCを操作可能という大きなメリットがありますね。

そして、トドメにTitan Slimも鎮座しています。本来ならスマホスタンドに置いていますが、撮影の関係上ダイレクトに机に置いてみました。キャンペーン成立だか何だかでTPUケースが付属してきてくれたため、スベることなく斜めの机に鎮座してくれます。他の3つのアイテムも背面(底面)に滑り止めが着いているので良い感じに止まってくれます。

こうやって並べてみると、おそらく一般的な方なら、Magic TrackPad以外は購入することがない代物ばかりのように思います。Titan Slimなんてよほどのガジェット好きじゃないとまず手は出しませんし、MX ERGOもそうです。HHKBに至っては英字配列でかつ無刻印なので、相当思い入れがないと買うことはないでしょう。高いですし。

こういった妙な空間の中で仕事を楽しんでいます。プログラミングしているときは本当に快適で、ちょっと休憩しながらプログラミング・・・と思うと、Termuxを入れたTitan SlimでSSH接続して頑張れば良いですし、人間をダメにする環境が完全に整ってきた印象です。かなり使い手を選ぶ環境ですが、一度これにハマってしまうときっと抜け出せなくなることでしょう。

Titan Slimのお陰でマニア度がアップした研究室に是非遊びに来て下さい。きっと正門で行き先を問われます。

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