ロードバイク通勤のためクリートを交換した

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

2023年4月から通勤をJR+私鉄+バスからロードバイクに変更するため、かなり傷んできていたクリートを交換しました。クリートといきなり言われても弱虫ペダルを見ていないと分からないかもしれませんが、ロードバイクのペダルは「ビンディングペダル」と呼ばれる固定タイプのものを使用する方が多く、その固定するための土台みたいなものをクリートと呼びます。スキーやスノーボードをされる方なら何となくビンディングペダルと言われれば、あ、板と固定するアレみたいな感じかな?と思って頂けるかもしれません。

このように、専用のシューズの裏にクリートと呼ばれる固定のための器具を装着することで、ロードバイクのペダルに「ガチャ!」とはめ込んでシューズとペダルを固定することができます。これにより、ものすごくペダリングしやすくなることはもとより、「引き足」といって、足を引き上げるときにもペダルを回すことができるようになるので、よりスムーズに、より効率的にペダルを回すことができるようになります。ある種必須とも言えるアイテムですね。

さて、このクリートですが、私の場合SHIMANOのモデルを使用しているため、赤・青・黄の3色があります。3色あるからといって、好みの色で装着する……というわけにはいきません。そもそも、色の好みがあったところで、ペダルと固定されていると自分では見えませんし、色なんか全く気になりません。

では、この色の違いが何を表すのかというと、つま先を固定してかかとを左右に振った際に、どこまで振ることができるかという可動域の違いを表しています。赤のクリートだと左右に全く振ることができないので、完全に固定されている状態です。青のクリートだと左右に2度振ることができ、黄のクリートでは6度振ることができます。

これまで私は黄のクリートを使用していたので、ペダリングしているときに妙に力が逃げるような感覚があったりして(いや、私のペダリング技術がダメ過ぎるという問題が大きいのですが)、自分の力をうまくペダルに伝えられていないように感じていました。そこで、ロードバイク通勤に変えるという節目なので、思い切って青のクリートに挑戦してみようと交換してみました。黄のクリートはボロボロになっていたので廃棄しました。

実際、青のクリートに変えて大学まで来てみたところ、前回黄のクリートで来たときと比べてペダリングがスムーズになったのを実感しています。やっぱり、左右に逃げていたのが大きな問題なのかな、という印象ですね。もちろん、逃げなくなった分、しっかり足の動きも制限されているので、今までと少し違うところに力が入っているような感覚もあります。

ロードバイクに乗っていると自分で色々メンテナンスしたりすることも多いですが、一個一個のパーツはとても安価なので(車をメンテナンスすることと比べて、ですが)、全部自分でメンテナンスしながら乗っていると、より一層愛着がわいてきます。青のクリートにして自分の力をよりダイレクトに愛車に伝えられるようになったわけですから、これからも良き相棒でいてもらいたいものです。

ちなみに、私の通勤快速号はPINARELLOのGAN S(2016年モデル?)です。ホイールも完成車で購入したときのもののままですし、コンポも105で標準的ですが、結構な距離を一緒に走っている愛車なので、今後も楽しく付き合っていきたいなと想っています。写真はラボで撮影しました。自室に保管できるという最大のメリットを活かしてのロードバイク通勤ですね。

これから雨の日以外は毎日一緒に通う相棒です。新しいクリートできちんとつながって、楽しく片道23kmを走り続けたいなーと思っています。これできっと、年末年始にコロナにかかってしまって、それ以降後遺症やら何やらで全く運動できずに増量に増量を重ねた身体も引き締まっていくことでしょう。

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