みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
Unihertzに向けてのコメントなのに、まずOUKITEL WP19の話からになるのはご愛敬と言うことで。
OUKITEL WP19を使い始めて、実は95%は満足している状況です。最近のスマートフォンはどれを買ってもどこかに何かが足りない気がしてあまり気に入った!ということがないのですが、OUKITEL WP19は、とんでもない重量さえも好きになってしまえるほど気に入っています。
理由は主に以下の3つ。
バッテリー
文句なしにまずはこれです。丸一日使ってもケーブルを接続することは皆無です。大抵の端末だと夕方ぐらいになったら帰りのために充電しておくか・・・みたいな状況になっていると思うのですが、それはまず起きません。何と言っても21000mAhものバッテリー容量があるので、そう簡単に減らないのです。ドラクエウォークを丸一日回しても半分近く残っている状態なので、普通に使ってる分には3日に1回ぐらいの充電で足りるのではないでしょうか。
バッテリーの充電から解放されるというのは思いの外ストレスが減ります。バスパワー駆動のDACをつないでいても全くバッテリーが減る様子もないですし、こんなにバッテリーで生活が変わるとは思いませんでした。軽量端末を持ってモバイルブースターを持ち歩くぐらいなら、こういうわけの分からない端末を持ってみるのも良いと思います。
トリプルスロット
これがものすごく便利です。2枚のSIMカードにmicroSDを挿して3枚同時に使えるんです。お陰で、2回線確保しつつ大容量(1TB)の外部メディアまで使えているので、バッテリー容量と同じく、ストレージのストレスからも解放されながら、2回線同時待ち受けです。すばらしい。日本メーカーの端末でトリプルスロットに対応しているものはないと聞きますし、実はこの機能がこんなに便利だとは正直思いませんでした。使ったことなかったですしね。
完全防水&防塵
これは必須ですよね。ただ、どこまで作り込んであるかというと、USB-C端子やSIMカードスロットなどをさらにパッキン付のフタで押さえてあるところが素晴らしいと思います。完全防水と言っても端子がむき出しになっているものもたくさんあって、水に濡れていることに気付かずケーブルを挿して、端子が焦げてしまったことがある人もいると思います。そういった事故が起きないようになっていて、防塵効果も素晴らしい、という代物です。子どもと公園で遊んでいてもホコリや水を気にせず写真撮影できるのも良いですね。
で、Unihertzに是非作ってもらいたいもの
ほぼ満足といって良いOUKITEL WP19ですが、唯一の不満点は「フリック入力でもQWERTY入力でも、とにかく入力しづらい」ということです。これは、トシを取ってきてタッチパネルの反応が悪くなってることもあると思うのですが、そもそも超重量級なので、しっかりホールドしながら打たないとイケないため、フリックと相性が悪いんです。親指をサクサクスベらせることがそもそも難しい。かといってQWERTYなら打てるかというと、それはそれで打ちにくいのです。
ですので、UnihertzがTANKというWP19のパクリ端末を出そうとしているのは知っているので、時期TANKとしてTANK keyとか、Titanシリーズの後継としてTitan TANKみたいな、物理キーボード搭載のバッテリーモンスター端末を出してほしいなと思い始めています。物理キーならおそらく打ちやすいんですよ。やたらキーの多いポータブルゲーム機感覚で打てるので、タッチよりはるかにマシなはず。
WP19にキーボードが付けばと思いますが、OUKITELはそういうものを作る会社でもなさそうなので、やはりキーボード付きと言えばUnihertzでしょう。初代Titanのように完全防水の上に、5G×2+microSDのトリプルスロット対応で、キーボード搭載の端末であって、バッテリーが12000mAh以上搭載されているような、そんなトンデモタフネススマホの開発を期待します。20000mAh超えのバッテリーは実は不要で、ドラクエウォークを1日回そうと思ったら12000mAhmもあれば十分です。
なので、少々バッテリー容量は減らしても一般的な使用には十分耐えられるわけで、携帯性アップと操作性アップ、通信速度の向上みたいなところで、Titan TANKとかTANK Keyみたいな端末を作って欲しいわけです。きっと、ごく一部の変な人には受けますよ。TANK自体もトリプルスロットか分からないですから、TANKがトリプルスロットなら買っても良いかなという感じです。
クラウドファンディングでSEBが$499ぐらい、一般販売が$799ぐらいの端末でどうですかね?