Kickstarterというワナにハマってしまった(Unihertz Titan Slim)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私はiPhoneにノッチが入ってからずっとAndroidを使っている反ノッチ勢力の一人なのですが、Androidも山ほど端末があるので、どれを選ぼうかいつも悩みます。ノッチとかパンチホールみたいなのは論外なのでベゼル面が増えても長方形スタイルのディスプレイを好みますから、そういう中からの選択にはなります。昔かSONY好きなので基本的にメイン機はXperiaになることが多いですが、最近はサブ端末で遊ぶことが増えています。

サブ端末というとやっぱりネタに走りたいのが人情なので、風変わりなスマートフォンを探します。そうすると、妙な端末は世の中に溢れているものの、一際変なものばかり作っているメーカー・Unihertzに行き着きます。Unihertzは上海の企業で、本当に変な端末ばかり作っています。やたら小さいJelly ProやJelly 2であったり、無駄に頑丈なAtomシリーズ、QWERTY搭載のTitanシリーズなど、まぁ、変なメーカーです。私はその中でもJelly 2と初代Titanを愛用しています。

ところが、このUnihertzのメルマガに登録していたことすらすっかり忘れていたところに、「Titan Slim」なる新端末の情報が届きました。前情報で多少は知っていたものの、「防水ではなく、microSDも使えず、5Gですらない」この新しい端末に正直興味が持てませんでした。せめて防水であれば…と思ったものですが、もうこの端末はないなと思っていたのです。

思っていたのですよ、本当に。

それが、気づけばKickstarterの投資画面を開いている辺り、おかしな話ですよね。そうなんですよ、なんでか知らないですが、メルマガに誘導されて気づけばKickstarterを開いていて、気づけば、Super Early Birdに申し込もうとしている自分がいるのです。怖いですよね。

たぶん、こういう変な端末を見ると、残念な部分があるとしても、その奇抜さゆえに、何となく興味が出てしまう…、そういう類いのものだと思います。しかもSuper Early Birdを使うならほぼ半額で買えてしまうというお得さもあって、やらかしてしまうのです。きっとそういう風にしているのだと思いますし、それがメーカーの狙いだとも思いますが、その狙い通りの行動をしてしまっています。

Super Early Birdはなんと、開始5分で完売だったそうです。100名分の枠があって、接続不良などで熾烈な争いが行われ、私は適当にやったらなぜかすんなり通ってしまってあっさりSuper Early Birdでの塔士を終えてしまいました。1日経って、既に2000人近くの出資が集まっているようで、目標金額を大幅に上回り、オマケでTPUケースまで付いてくるという充実感です。

元々さほど興味がなかったのに、誘導されて気づけば投資に走っている辺り、私もまだまだ甘いなぁと思いますが、きっとそこには、電車の中でドヤりたい自分がいるんだと言い聞かせています。実際のところ、鈍器と呼ばれる初代Titanを持っていると不思議そうな顔で覗き込まれますし、Jelly 2を持っていると、めっちゃ小さい!みたいな感じで目をこらして見られます。人のスマートフォンにそんなに興味あるのかい?と聞きたくなりますが、それが狙いで持ってる人間としてはしめしめと思っているわけです。

そんな私は9月にTitan Slimをお迎えすることになります。防水じゃないしmicroSD使えないけど、Jelly 2似たようなものだし常用可能かなとは思っています。まだリワードはいくつか残っているはずなので、こういう変態マシンでドヤりたい人がいれば、覗いてみてください!

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