GPD Pocket 4にUSB-C接続でモニターがつながるようになった

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

最近は、GPD Pocket 4にUbuntu 24.04LTSを入れてメインマシンにしています。Macを持ち歩く必要がなくなったのがとてもありがたくて、UMPCでフルパワーで作業できるというのが何よりの快感です。Windowsでええやん?って思う人もいるかもしれませんが、GPD Pocket 4はRyzen 9 AI HX370プロセッサを搭載していて、ちょっとしたAIプログラムなら動かせてしまうポテンシャルがあるんです。なので、WindowsからWSL2でUbuntuなんてまどろっこしいことをしないで、素直にUbuntu1本で稼働させたほうが快適なんですよね。

ただ、そこにたどり着くまでの道のりは結構長くて、いろんなドライバエラーとかと戦いながら頑張ってきました。まず困るのは画面の回転です。内蔵ディスプレイがもともとタブレット仕様で縦向きで使う前提のものを流用しているらしく、普通に起動すると90度回転しているんですね。これを止めようとするとカーネルレベルの調整が必要で、まずその部分で詰むところからがスタートです。

SIMカードを挿すモジュールも搭載できるのでもちろんそれも入れていますが、ドライバの設定からAPNの設定まで結構手間ですし、なぜかBluetoothが暴れだすのでSAPを止める必要があったりとか何かと不便なんですよね。その中でも一番困ったのが、USB-C(Displayport)経由で外部モニターを接続したときです。よくわからない通信エラーで固まったり動いたり、原因を究明するのが非常に大変でした。

結果的には、Waylandと呼ばれるGUI環境が悪さをしていて、X11に戻せば動くというオチでした。Waylandで動かす必要も特にないので、快適に外部モニターに接続して作業できるようになったのは嬉しいですね。HDMIでだましだまし動かしていましたが、モニターをUSBのハブとして使えないので結構困っていました。

ただ、Waylandを止めるとまた別の問題が出てくるんですよね。なんとWaydroidが起動しなくなります。名前からして解ると思いますが、WaylandベースのAndroidエミュレータなので、Waylandを止めるとそりゃ動かんわな・・・ってなるやつです。なので、仮想端末でWaylandを動かしてその中でWaydroidを動かすという技を使う必要が出てきます。最終的にはスクリプト1本で起動するようになるので良いのですが、またここまでたどり着くにも紆余曲折、といった感じです。

Linuxをメインマシンにすると何かと不自由もあります。ただ、一つずつ丁寧に訂正していけばきちんと動くようになるので、好奇心と根気があれば何でもできますね。個人的にはDebian GNU/Linuxで動かしたいのですが、画面の回転制御などで本当に苦労していて、電源のサスペンド問題も解決させられず・・・仕方なくUbuntuで頑張っています。GPD Pocket 5がもし発売されるなら、そちらをUbuntu運用にして、GPD Pocket 4はDebian GNU/Linuxで動かせるように頑張りたいなと思っています。あ・・・、手元にGPD Win MINI 2024があるからそれをDebianにしてみると良いかもしれない。1つ前のアーキテクチャだから案外すんなり入るのかも。

そういう好奇心を満たしてくれるのがLinuxの世界です。WindowsはCopilot抱き合わせとかでだいぶ逃げられてきていると思います。世の中のあらゆるネットワークはLinuxで動いていますし、Windowsは一般消費者にはかなりのシェアがあるとしても、稼働しているPCとしてはLinuxのほうが多いのでは?と思います。ぜひ皆さんもLinuxの沼へ足を運んでみてくださいね。

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