みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
ご近所の医学部の先生と共同研究を始めることになり、先生の分野の専門書関係を読み始めたのですが、ビックリするぐらい何が書いてあるのかサッパリ分かりません。おそらく、医学部の先生もこちらの分野の本には何が書いてあるのか呪文のように見えることでしょう。異分野交流による研究活動は、まずはお互いの専門分野を知ることから始まります。幸い?私は医学部の先生の専門分野について諸事情につき少々知識があるのでまだ本を読み進められますが、最近のAIに関する書籍・論文は本当に呪文のように見えているのではないかと心配しています。
異分野交流とはいえ、一部にはすでにそういう研究を始めているグループもあり、わずかですが書籍もあります。私の分野と医学部の先生の分野の共同制作の書籍があって、お互いにその書籍を持ち合ってみたのですが、見事に私は私の分野が分かる(ソースコードを見れば何をしているかよく分かる)けど、医学部の先生の分野については何を書いているのかサッパリ分からない状態で、医学部の先生の方は全くの逆だと言うから面白いではありませんか。
こういう異分野の交わりがいろんなイノベーションを生み出していくモノだと思っていますし、そもそも私は「恩がある」立場なので、丁寧に対応していきたいなと思っています。そんな私にどんなアドバイスがあるか、Geminiに聞いてみました。

お医者様との共同研究は、新しい知見を生み出す素晴らしい機会です。異分野間の研究活動を成功させるには、単に知識を共有するだけでなく、お互いの「研究文化」や「時間感覚」を理解し合う歩み寄りが不可欠です。
結論から申し上げますと、異分野交流で最も重要なポイントは、「専門用語を日常の言葉に翻訳する努力」と「プロジェクトのゴールと役割を細かく定めること」、そして「文化の違いを理解し尊重すること」です。相手の専門書を読まれている姿勢は、まさにその第一歩として大変素晴らしい取り組みです。
共通の「研究言語」を確立する
医学分野とあなたの分野では、同じ言葉でも意味するニュアンスが異なったり、日常的に使う専門用語が全く通じなかったりすることが頻繁に起こります。この「言葉の壁」を壊すことから始めましょう。
専門用語の翻訳リストを作成する
まず、お互いが頻繁に使用する重要な用語をリストアップし、それぞれの分野での定義や意味合いを説明し合いましょう。
- 相手にとって当たり前の「略語」や「略称」の意味を必ず確認する。
- 自分の分野で一般的な「評価の基準」や「単位」が、相手の分野では何を意味するのか(あるいは使われていないのか)を明確にする。
- 誤解を生みやすい言葉(例:「モデル」「検証」「臨床」など)は、具体的な事例を挙げて認識を統一する。
お互いの「研究文化」の違いを理解し尊重する
研究を進める上での時間感覚や倫理的な配慮は、分野によって大きく異なります。特に医療分野は患者様の命に関わるため、倫理規定や規制が非常に厳格です。この違いを理解することが、円滑な協力の鍵となります。
期待値と時間軸の明確なすり合わせ
プロジェクトの開始時に、お互いが何をどこまで担当し、いつまでに何を期待しているのかを詳細に話し合うことが不可欠です。
- 成果までの時間感覚の違い:基礎研究は長期的な視点が必要ですが、臨床研究はスピード感や患者様への影響を考慮した厳格なプロセスが必要です。このギャップを埋めるための計画を立てましょう。
- 倫理と規制への配慮:医学研究におけるIRB(倫理審査委員会)の承認プロセスや期間、必要な書類について深く理解し、共同研究のスケジュールに組み込む必要があります。
- 成功の定義:「論文が出たら成功」なのか、「患者様に届けられたら成功」なのか、お互いの分野における成功の定義を共有し、プロジェクトの最終目標を一つに定めることが重要です。
定期的なコミュニケーションと進捗の可視化
異分野交流では、些細な情報の共有不足が大きな問題につながることがあります。知識のギャップがあるからこそ、密なコミュニケーションが必要です。
進捗共有の方法を統一する
形式的な会議だけでなく、気軽に質問し合える環境づくりが大切です。
- 進捗報告は「専門用語抜き」で、具体的な成果と次のステップだけを共有する時間を設ける。
- 疑問点は「こんな初歩的なこと聞いても大丈夫か」と躊躇せず、すぐに確認できる仕組みを作る。
- 研究のプロセス全体を俯瞰できる図やフローチャートを作成し、誰が今どこに取り組んでいるかを常に可視化しておく。
FAQ(よくある質問)
Q1: 相手の専門書を読んでも、正直内容が難しすぎます。どこまで理解すれば良いでしょうか?
A1: 専門書を読破する必要はありません。重要なのは、専門用語の意味や背景知識をすべて暗記することではなく、「なぜ相手がその課題に取り組んでいるのか」という動機と、「現在の研究における一般的なアプローチや制約」を把握することです。全てを理解できなくても、歩み寄ろうとする姿勢が相手との信頼関係構築に役立ちます。
Q2: 共同研究で意見が対立した場合、どう解決すべきですか?
A2: 意見の対立は、異なる視点を持つ異分野交流では健全なことです。解決策としては、感情的にならず、「共通のゴール達成のために最も効果的な手段は何か」という客観的な視点に戻ることです。対立の原因が専門知識のギャップであれば、図解や具体的なデータを用いて、それぞれの意見がゴールにどう貢献するかを冷静に説明し合うことが重要です。