みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
いつも通り首の痛みに耐えながらのお仕事ですが、生成AIのセミナーをやってきたので、生成AIで記事を作成してみました。これから記事は全て生成AIに任せてみようか・・・。
兵庫県立姫路飾西高等学校にて、生徒および教職員の皆様を対象とした生成AI活用セミナーを実施いたしました。本セミナーは、急速に進化するAI技術を教育現場で効果的かつ倫理的に活用する方法を学ぶことを目的とし、午前と午後の二部構成で開催されました。
午前：生徒向けセッション – 創造性を解き放つAI活用術
午前のセッションでは、主に生徒の皆様を対象に、生成AIを実践的に活用する方法と、その利用における重要な倫理的側面に焦点を当てました。
1. Gemini Canvasを活用したクリエイティブな挑戦
Googleの生成AIツールであるGemini Canvasを用いたハンズオンを実施しました。生徒たちはAIを使ってアイデアを視覚化し、「今年のトレンドTop5」を作成するなど、創造的なアウトプットを体験しました。この活動を通じて、AIが単なる答えを出すツールではなく、アイデア創出の強力なパートナーとなることを実感してもらいました。
2. 未来のスキル「バイブコーディング」の紹介
AI時代に求められる新しいコーディングスタイルとして、「バイブコーディング（Vibe Coding）」を紹介しました。これは、細部の実装よりも全体設計やAIへの指示出し（プロンプトエンジニアリング）に重点を置くスキルであり、生徒たちが今後身につけるべきデジタルリテラシーの一つとして注目を集めました。
3. 重要な倫理的側面：生成AIの「偏り」に注意
生成AIを活用する上で避けて通れないのが、データの偏りや潜在的なバイアス（特にジェンダーバイアスなど）の問題です。セミナーでは、AIが生成する情報が完全に中立ではないこと、そして利用者側が批判的な視点（クリティカルシンキング）を持って情報を精査する必要性について、具体的な事例を交えて深く注意喚起を行いました。
午後：教職員向けセッション – NotebookLMで授業資料作成を効率化
午後のセッションでは、教職員の皆様を対象に、生成AIを活用して日々の業務や授業準備を効率化するための実践的なハンズオンを実施しました。
NotebookLMの導入と授業資料作成ワークフロー
Googleが提供するリサーチとライティングに特化したAIツール「NotebookLM」に焦点を当てました。参加された先生方には、ご自身の持つPDFやウェブ資料をアップロードし、それらをソースとして利用しながら、以下の効率的な資料作成方法を体験していただきました。
- 既存の資料からテスト問題や小テストを自動生成する
- 複雑な文献を要約し、生徒向けに平易な言葉で解説資料を作成する
- 特定のトピックに基づいた授業の構成案を瞬時に作り出す
参加された教職員の皆様からは、「資料作成にかかる時間を大幅に削減できそうだ」「生徒への個別対応の時間を確保できる」といった前向きな感想が寄せられ、業務改善への大きな期待を感じました。
セミナーを終えて
姫路飾西高校での今回のセミナーは、生徒には生成AIを倫理的かつ創造的に利用する力を、教職員にはAIを活用して教育効果を高めるための具体的なツールとスキルを提供することができました。今後も、教育現場における生成AIの健全で効果的な活用を支援してまいります。