みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。
ニキビのようなイボのようなモノができていて気になっていたので、口の端が荒れているのと一緒に見てもらってきました。口の端については何とかという菌やヘルペスではなかったようで、ステロイド治療となったのですが、イボのようなニキビのようなモノはレーザーや液体窒素で焼き切ることになり、まさかの悶絶タイムでした。しかも、局所麻酔も結構痛かったし、一カ所は太い針で直接吸い出すみたいなことをしたから悶えましたね・・・。
皮膚科の治療って普通に切りつけてきたり焼いてきたりするので怖いです。覚悟を決めていっても怖いものは怖い。ということで、皮膚科治療を受ける際の心構えについてGeminiに聞いてみました。
皮膚科の痛い治療を乗り切る！液体窒素・レーザー処置の心構えと痛みを和らげる対処法
皮膚科での治療、特に液体窒素やレーザー治療は、その効果の高さに比例して強い痛みを伴うことがあります。麻酔や処置そのものの痛みに悶絶されたとのこと、本当にお疲れ様でした。しかし、適切な心構えと対処法を知ることで、今後の治療の不安や苦痛を大きく軽減することが可能です。
皮膚科での痛みを伴う治療を乗り切るための核となる心構えは、「痛みの種類とレベルを事前に理解し、医療スタッフとのオープンなコミュニケーションを通じて不安を軽減し、積極的な冷却や鎮痛薬の使用を検討すること」です。これにより、治療の恐怖心を和らげ、スムーズに処置を完了させることができます。
痛みを伴う皮膚科治療の種類と特徴
ユーザー様が経験されたように、皮膚科で行われる処置には、治療法や対象疾患によって特有の痛みがあります。まずは、主な治療と痛みの特徴を理解しておきましょう。
液体窒素療法（冷凍凝固療法）
イボ（疣贅）や老人性色素斑などに使われます。約-196℃の液体窒素を患部に押し当て、組織を凍結・破壊します。
- 痛みの特徴: 処置中は焼けるような鋭い痛み（凍傷に近い感覚）があり、処置後数時間はジンジンとした鈍痛が続くことが多いです。水ぶくれができると、それが破れるまで痛みが続くこともあります。
レーザー治療（CO2レーザーなど）
ホクロ、イボの切除、皮膚の深部治療などに使われます。熱によって病変組織を蒸散・破壊します。
- 痛みの特徴: 強い熱感を感じるため、通常は局所麻酔を使用します。麻酔注射の刺入時や薬液注入時に痛みを感じやすく、レーザー照射中も麻酔が不十分な場合は熱い痛みを感じることがあります。
局所麻酔注射の痛み
レーザー治療や切開手術の際に行われます。この注射自体の痛みが最も強いと感じる方も多いです。
- 痛みの特徴: 針を刺す痛みと、麻酔薬が皮膚組織に広がっていく際の圧迫感・しみるような痛みがあります。特に指先や足裏などの末梢神経が豊富な部位は痛みが強い傾向があります。
治療に臨む前の「痛みの心構え」5か条
治療の痛みを完全にゼロにすることは難しいですが、心の準備をしておくことで、治療中のパニックや不安を軽減できます。
- 痛みの種類と継続時間を事前に確認する: 医師に「この治療はどれくらいの痛みがありますか？」「痛みはどれくらい続きますか？」と具体的に尋ねましょう。終わりが見えているだけで耐えやすくなります。
- 正直に痛みに弱いことを伝える: 受付時や診察時に「痛みに弱いので緊張しています」と伝えておきましょう。医療スタッフは配慮して声かけや処置のスピードを調整してくれます。
- 麻酔のオプションを相談する: 特にレーザー治療の場合、麻酔クリームの事前使用や、麻酔注射の際の極細針の使用など、痛みを軽減するオプションがあるか確認しましょう。
- 予約時間や当日の体調を整える: 体調が悪いときや極度に疲れているときは、痛みに敏感になりがちです。可能な限りベストな状態で臨むようにしましょう。
- 痛みを我慢しないと決める: 痛みが強い場合はすぐに医師や看護師に伝え、「我慢しなくていい」という心構えを持つことが大切です。
治療中の痛みを和らげる具体的な対処法
治療が始まってからの数分～数十分をどう乗り切るかがカギとなります。痛みのピークを乗り越えるための具体的な方法を実践しましょう。
医師・看護師とのコミュニケーション
治療中は、患者と医療スタッフが協力することが重要です。
- 声かけを要求する: 「あと〇秒で終わります」「もう少しです」といった声かけは、患者にとって大きな安心感につながります。「声かけをお願いします」と事前に伝えておきましょう。
- 休憩を求める: 痛みが耐え難いレベルに達したら、迷わず手を挙げるか「少し休憩をください」と伝えましょう。特に液体窒素は断続的な処置が可能です。
- 麻酔の追加を相談する: レーザー治療などで痛みが強い場合は、麻酔が効ききっていない可能性があります。痛みを我慢せず、麻酔の追加が可能か尋ねてください。
呼吸法とリラックステクニック
痛みに対する反応として身体が緊張すると、かえって痛みを強く感じてしまいます。
- 深呼吸: 処置開始前に大きく息を吸い込み、ゆっくりと長く息を吐き出すことに集中します。この「長く吐く」動作は副交感神経を優位にし、リラックス効果をもたらします。
- 意識の分散: 痛い部位から意識を逸らすため、天井の模様を数えたり、好きな音楽を心の中で歌ったりするなど、別のことに集中するように試みましょう。
冷却と鎮痛薬の適切な活用
痛みの種類によっては、事前の対策が有効です。
多くのクリニックでは、麻酔注射の前に冷やしたり、液体窒素治療の後にアイシングを推奨したりします。痛みの度合いに応じて、市販薬の鎮痛剤を服用してから来院することが可能か、事前に確認しておくと良いでしょう。ただし、必ず医師の指示に従ってください。
治療後のアフターケアで痛みを最小限に抑える
処置直後から数日間は、痛みや炎症を抑えるアフターケアが非常に重要になります。
- 患部の正しい冷却: 液体窒素後のジンジンする痛みやレーザー後の熱感は、患部を清潔なタオルやアイスパックで冷やすことで和らぎます。
- 処方された軟膏・内服薬の徹底: 炎症を抑える軟膏や、痛みが強い場合に処方される鎮痛薬は、指示通りに忘れずに使用しましょう。
- 患部の保護: 摩擦や刺激は痛みを悪化させ、治癒を遅らせます。テープやガーゼで保護し、清潔な状態を保ってください。
- 飲酒・激しい運動の制限: 血行が良くなると、患部の痛みや腫れが増すことがあります。医師から指示がなくても、当日の飲酒や長風呂、激しい運動は避けるのが賢明です。
FAQ：皮膚科の痛い治療に関するよくある質問
Q1: 液体窒素治療はなぜあんなに痛いのですか？
A: 液体窒素（-196℃）は一瞬で皮膚組織を凍結させ、細胞内の水分を氷結させることで組織を破壊します。この急激な凍結と解凍のプロセスが、神経を強く刺激し、焼けるような痛み（凍傷の痛み）として感じられるためです。特に、神経が集中している部位や、イボの根が深い場合は痛みが強くなります。
Q2: レーザー治療の麻酔注射の痛みを軽減する方法はありますか？
A: あります。治療部位を事前に冷却する、極細の針（30G以上）を使用してもらうよう依頼する、麻酔液のpHを調整した（痛みを少なくした）薬剤を使用してもらう、などが考えられます。最も効果的なのは、麻酔注射の前に麻酔テープやクリームを貼付し、皮膚表面の感覚を鈍らせておくことです。これらは事前に医師にご相談ください。
Q3: 痛みを我慢できない場合、治療を中断してもらうことは可能ですか？
A: 可能です。特に液体窒素療法や多くのレーザー治療は、数秒〜数十秒の単位で中断・再開ができます。痛みが限界に達した場合は、安全のためにもすぐに手を挙げるか声を出して中断を要求してください。医師は患者様の安全と治療完遂を最優先します。