学科ごとの「色」の違いを見た

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

これまでの教員経験では、基本的に同じ学部同じ学科の学生を指導することが主でした。他学部・他学科の授業を見るとしても、ある一つの科目だけだということもあって、他の学科と比較するような状況になったことがありません。

一方、現在は複数学科の基礎教養科目を持っているため、学科は違うけど同じ授業をリピートするというのが毎週の授業です。そのため、全く同じ話を違う学科ですることになります。そうすると、見事に学科ごとに反応が違っていて、とても面白いなと感じているところです。

ある課題を与えたところ、ある学科では「ほどほどに作って、その後のことを考える」ような取り組みになりますし、別の学科では「作り込みを入念にやって、むしろそこに時間を掛ける」ようですし、また他の学科だと「友達同士で相談しながら作って、その先は悩む」だったり、本当に学科によって雰囲気が全然違うので、「色」があるのだなぁと改めて思います。

もちろん、入学段階で学科を選ぶわけですから、それぞれ違っていて当たり前で、目指しているところが違えば集まる人も違います。これまでずっと同じ学部・同じ学科しか教えたことがなかった身としては、そちらの学科はそうですよね、こちらの学科はこうですから、といった、学科の違いによる学生さんのカラーの違いみたいなものはあまり意識したことがなかったです。

学部・学科によってこれほどまでに雰囲気が異なるのであれば、それぞれの学部・学科に応じた授業展開を考えないといけないということにつながります。たとえ同じことを話すとしても、話し方を変える、説明を変える、見せ方を変えるといった対応が必要になるかもしれません。それぐらい、同じことを話しても届く内容が異なっているように思います。

できる限り効果的な授業を展開したいとは思っているので、こういう色の違いが早めに見えてきたことは良いことだと思っています。違うからこそできること、同じようにできること、いろいろあるはずなので、手探りにはなりますが、いろんな方法を試したいなと思えるようになってきました。

こういう経験は、他学部の授業を引き受けることになったときにも有効ですし、非常勤講師に行くとしても、大学が違えば学生も違うので、それぞれに合わせた授業を準備しないといけないということにつながります。もっとも、非常勤講師に行く場合はさすがにそれ専用に準備していますけども、自分がこれまでやっていた授業内容と同等のものならそっくりそのまま持っていくこともあり得ますから、注意しないといけません。

教える側の立場でいても、毎日学ぶことがあるので楽しいですね。より良い授業ができるようにいろいろと考えていきたいものです。

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