動画撮影用にROLANDのミキサーを買ってみた(UVC-02)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

今後の情報リテラシー的な教育の一環として、いわゆるパソコンの使い方的なお話やOffice系ソフトの使い方の話はムービーで用意しておいて、必要なときに各自見てもらう流れにして、例えば、効率的な検索の仕方であったり、音声や画像、テキストの扱い方(ソフトウェア)であったり、セキュリティ的なお話であったり、より踏み込んだリテラシー教育につなげる下準備をすることになりました。確かに、高校までの過程でかなりの内容を詰め込んでくる(はず)ので、同じことを繰り返しても仕方ないという面はあるでしょう。

一方で、授業でやっているからといって身に付いているわけではないという議論も当然あって、むしろ、そういうところから逃げてくる学生すらいる状況では、実は高校までの教育が変わっても、入学してくる学生さんのリテラシーレベルはさほど今までと変わらないのでは?という話にもなります。そういう流れもあって、より進んだリテラシー教育を実施するならば、これまで教育内容はいつでもすぐに見られるように準備しておく必要がありそうです。

そこで、たくさんのムービーを作成して、必要に応じて更新しながら対応しようかと、いろいろ機材を揃えています。私の声を聞きたい学生はいないと思うので、音声合成での作成も行いますが、必要に応じて話すこともあるので、綺麗に音声が入るようにミキサーも準備しました。

それがROLANDのUVC-02という機種です。この機種は、マイク入力があることもさながら、HDMI入力も備えているため、一眼レフカメラを活用した映像配信もできます。簡易なWebカメラよりも綺麗な画像を取得できるため、パソコン操作を伝えるときに手元を映すという使い方もできます。ショートカットキーを教えるときなどに便利ですよね(私のキーボードは無刻印ですが・・・)

すごくコンパクトで多機能なミキサーになっていて、マイクや映像のオンオフだけではなく、ボイスチェンジャーが搭載されていたり、細かい設定ができるようになっています。音声は別売りのCGM-30というファンタム電源を使うコンデンサマイクを設置するのがすっきりしています。もちろん、ダイナミックマイクをつないでつかうこともできますし、長いキャノンケーブルで室内に取り回しということも可能です。立ち歩いて実況が必要ならそういう使い方もできますね。

HDMI端子は背面に設置されているのでここでは映っていませんが、デジタルカメラ(一眼レフなど)を接続すれば映像を映し出すことができます。オンオフは手前の大きなボタンで可能なので、ZOOM会議などでも重宝します。発言したいときにマイクボタンを探す、と言う必要がなくなります。もっとも我々のような職種の人間は、キーボードにショートカットキーを割り当ててサクッと使ってしまうのですが、一般的な使い方を考えれば、こういう目立つボタンは助かります。

肝心の音声はどうかというと、SHUREのSM58を使っていたときよりも大きな音量で拾ってくれるので、かなり喋りやすくなりました。ダイナミックマイクだとどうしてもGAIN不足になってしまって、MAX設定にしていても小さいということがありましたが、これだと非常に話しやすく、楽に音声を載せることができます。もちろん音質も大変良くて自分の声がちょっと聞き取りやすくなりました。

なかなかこういうアイテムを導入すること事態がないかもしれません。実際に使ってみるまで分からないこともありますから、買ってみよう!という気にならないかもしれません。しかし、一度使うとこれは手放せない!となりますので、是非騙されたと思ってお試しください。オンラインミーティングが効率的になることもそうですが、ムービーに音声を載せるときに気楽に話せるようになるのは大きいと思います。ヘッドセットの音声とはひと味違いますから。

今のところAmazonでは46000円ほどで出ているようです(2022/11/04現在)。それなりに値が張りますので、性能も期待して良いところです。専用のセットアップアプリ(Windows/Mac両対応)を通じてアップデートしたり色々細かい制御もできますので、是非覗いてみて下さい。

ちなみにマイクはこちら。そこそこの値段がしますが、良い音声が入るのでお試しください。ファンタム電源が必要ですが、このミキサーにはちゃんとファンタム電源も搭載されています(というか、ファンタム電源を取れないミキサーってあるのかな・・・ファンタムだし)。

こだわりのオンラインミーティング、こだわりの音声収録が楽しめます。持ち運びもコンパクトなので楽にできますし、お気軽にお試しくださいませ。

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