共同研究(学内)の依頼が増えたり依頼することが増えたりしてきました

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

本学(神戸松蔭女子学院大学)は分けるとするならば文系大学になりますので、基本的に工学系や理学系の分野の教員は少ないです。特に昨今流行の?AI技術的なことに明るい人はなかなかいません。私も技術的には知っていても実装となると時間がかかってしまうので、即戦力型ではありません。

とはいえ、お互いに持っている知見を融合させないのはもったいないので、色々共同研究の依頼をすることが増えてきましたし、声をかけてもらえる機会も増えてきました。嬉しいことですね。いわゆるAI的な事をやっている立場からすると、そう簡単には手に入らないデータが近くにあって、誰もやったことのない解析ができる、システム構築ができる、というのが何より美味しい状況ですから、データを持って研究者の方が近づいてきてくださるのはまさにカモネギ・・・もとい、本当にありがたいお話です。

現在はテニュアトラックの身の上なので、少しでも何かしら成果につながりそうなお話ができること自体がありがたいです。東大准教授からPFNへ転出された方のお話がTwitterで回っていましたが、任期付の立場で鋼の心で研究や学生指導に取り組んでいくことは本当に大変なことです。家庭もありますし、色んな事情がありますが、「任期」という現実が色んなものを蝕んでいきます。

そういったときに、いろんなコラボレーションのお話をいただけるのは本当に嬉しいことです。期待に応えねばなりません。それが成果につながるかどうかは(つながって欲しいのは山々だけど)別として、しっかり取り組んでいくこと自体に意味があります。論文が通るか通らないか、良い結果が出るか出ないかはある意味で時の運ということもあるので、時の運を手繰り寄せる最大限の努力をするぐらいしかできることはありません。

何かしらの成果につながるよう、最善を尽くすことが今後の仕事になっていくわけですが、複数の仕事を同時にこなすようになると今度は時間が足りなくなっていくのが問題です。それでなくても授業の準備に膨大な時間を割いているので、家族には迷惑をかけっぱなしになってしまいます。テニュアを取得できたら、落ち着いて仕事や研究もできるようになるので、それまでもう少し家族には我慢を強いる部分も出てきてしまいます。

話が少し逸れていますが、そういった状況の中で、色んなお話をいただけることを改めて感謝しています。良いコラボができるように精進していくしかありませんね。

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