三本ローラートレーニングのための汗対策

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

自宅で三本ローラートレーニング(ロードバイク)をしていると、まず最初に対策しないといけないのが「汗」です。通常屋外を走行していると、風に当たっているのであまり汗は気にならないのですが、自宅でローラー台に乗っていると同じ位置から全く動かないので、どんどん汗がしたたり落ちてきます。そうすると、ロードバイク本体に汗が大量にかかってしまってあまりよろしくありません。特に、ボルトなどは安物が使われていると錆びてしまいます。

そこで活躍するのがロードバイク用の汗ガードです。これをハンドルとサドルに引っかけておくだけで、ほとんどの汗が吸収されてしたたり落ちなくなります。一番汗が落ちやすいポイントが顎なので、顎の下を重点的にカバーしてくれるとより効果的です。もちろん、汗ガードを使用しなくても、タオルをうまく巻いておけば同じ結果になりますが、走行中にずれたり落ちたりするめんどくささがあります。

汗ガードも長年使っていると劣化してきて、特に、固定するためのマジックテープがダメになってしまったり、サドルに引っかける部分のゴムが伸びきってしまったりして使い物にならなくなってきます。だいぶ延命して使っていましたが、そろそろ限界を感じて新調しました。

左が今まで使用していたMINOURAの汗ガード、右が新調したDEUTER(iimono117)の汗ガードです。生地としてはMINOURAの方がタオル生地に近くて汗をよく吸収してくれる…ような気がしますが、新調したDEUTERの方が私にはありがたい感じです。理由は後ほど。

装着してみると分かるのですが、MINOURAのものは実は肝心なところがガードされていません。ステムの一部に汗が落ちてしまうんですよね。それに対してDEUTERのものはきっちり全体がガードされていて、大変信頼できる設計になっています。

守るべきところをきちんと守ってくれるというだけの話ではなくて、生地の使い方でもDEUTERを私は推していきたいなと思っています。理由は「撥水性」です。MINOURAのものはもう何度使ったか分からないのですが、落ちた汗をそのまま吸収してくれずに、弾いて飛ばしてしまう性質が強いです。そのため、ある程度は吸収してくれるモノの、多少は左右に飛び散ってしまうという問題がありました。

一方でDEUTERのものは、メッシュの下に生地が隠れている仕様になっていて、メッシュがまず汗を捕まえてくれます。その後、じわっと生地に浸透していく感じで、落ちた汗を逃しません。走行後の周囲の汗の状況を見てみると、明らかにDEUTERの方が落ちている汗が少ないので、きちんと吸収してくれていることが分かります。

さらに、DEUTERのものはとても安い。コレが実は大きいかもしれない。ここまで読んでくださった方なら何となく「不快感」があるかと思いますが、やはり汗を吸収するモノなので、何度洗っていても清潔に保てているのかどうかは謎です。そのため、ある程度使用したら買い換えたいなと思うのが人情ですが、1枚1000円もしないので、半年〜1年で買い換えても大きな出費にはなりません(そもそも自宅でロードバイクトレーニングをするような人は、ロードバイク本体にかけているお金がものすごいことになっているので、汗対策のパーツぐらい何とも思わないはず)

総合的に見てこの商品は「当たり」だったなと思います。スマホポケット付のタイプもあるのですが、汗を吸収したいのに撥水性のあるパーツがついていては無意味ということで純粋に汗だけを吸収するモノを選んで正解でした。実際、Amazonのレビューを見ていると、スマホポケットはイマイチ…という評価が多く、私の使用しているものの方がシンプルで良さそうです。

なかなか自宅でロードバイクに乗るという機会もないかもしれません。むしろものすごく少数派だと思います。ですが、こういったアイテムがあるだけで気持ち良くトレーニングができるなら良いですよね。ロードバイクを始めたいけど体力に自信がないとかいろんな方がいらっしゃると思います。自宅でトレーニングしておきたい人、秋冬の体力維持のために必要な人、色んなロードバイク乗りの人にお勧めできる一品です。是非お試しください。

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