ドラクエウォークをやっていてずーっと感じていて未だに拭えない違和感(属性の考え方)

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

我らドラクエ世代(どの世代を代表しているのやら)は、呪文と言えば「△〜○ダメージ」という固定範囲のダメージに慣れていて、属性(系統?系列?)の相性でダメージが変動するのはFFの世界だという思い込みが強そうな気がします。特に、スーパーファミコンまででドラクエ人生を終えている人にとっては、「今のはメラゾーマではない、メラだ」とか言われても「は?」となるだけだと思います。元ネタはダイの大冒険の22巻を参照。

つまり、ドラクエというゲームは、相性考えたりとかそういうのを抜きにして、固定でこの範囲のダメージが出るから、上手く立ち回ってHP削って倒してね、ダメージのインフレなんて起きませんよ、というゲームだったはずなんですよ。内部的にHPが1023になってるとかね。上限の小さな世界でダメージ量のやりくりをしないといけないので、例えばドラクエ4のデスピサロなんかは「変身」というプロセスを入れることで、実質HPを5000とか6000とかにできるように別モンスターとして登場させているわけです。

そんなドラクエが、属性的な相性が良いと1000や10000なんてダメージを出せてしまうと、勇者の挑戦が光の玉すら使わずに一撃で終わってしまうわけです。なんとつまらない…。そういう爆発的なダメージを出せてうぇーいってやるためにできたんじゃないかと思うゲームがFFで、事実、FF1のスーパーモンクときたらもう、とんでもないダメージ量を誇る物理ファイターでしたからね。

ただ、大魔王バーンも言っているように、使う人の魔力によってダメージが変わるというのは分かります。メラミと言えば80ぐらい削れるから、○ターンであの的を倒すにはこうやって立ち回って…みたいなことを考える必要なく、魔力盛ったら一撃で終わり、みたいな調整もできてしまいます。そういうゲームになったのはドラクエ8からだそうで、スーパーファミコンで終わってしまっている私には馴染みがないドラクエの世界だというのが何となく理解できます。だって、そういう世界のドラクエをやったことなかったんですから。

なので、ドラクエウォークを開始したときも、ダメージが出るのか出ないのかとかは全く気にしていなくて、手持ちの最強装備で、どのように立ち回って工夫して敵を倒すかみたいなことをずっと考えていたんですよ。最初のドラクエ1イベントの時から。でも、追憶の賢者的なものでワケの分からない強さの竜王が出てきて、レベルはMAXだし、手持ちの武器も防具もMAXまで鍛え上げているのに、全くダメージは出ないし回復もしない、何このクソゲー?と思ってもやもやしていたんですよ。

それまで、ほとんど攻略サイトなど見ていなくて、初めて検索してみたら、「属性がどうした」とか「耐性がどうした」みたいな話をしている人が多くて、何を言ってるんだ一体?みたいな浦島太郎状態だったわけです。そこでようやく、「接待」とか言っている意味が分かって、あ、これが課金ゲーの世界なんだと知りました。おカネを払って強い武器を手にした人を喜ばせるイベント、というのがあるのだと。

そういう世界を知ってから、ますますドラクエウォークはドラクエという名前のFFだなぁと思うようになったし、サービス開始から3年経とうとしている今でも、やっぱり違和感のあるゲームです。適当にやってたら10000ダメージ出るようなドラクエって気持ち悪いですよ。○倍の効果みたいなのが平気で書いてあるのですが、そんなバランスブレイカーみたいなのをガンガン入れてゲームをどうしたいんだろう…と思うわけです(結局は運営が儲けたいだけなんですけども)

我ら中年世代にとって、ある意味ダメージ量が青天井なドラクエをやって違和感を持っている人ってどのぐらいいるのでしょうか。500ぐらいダメージが出てしまう「メラ」とか…気持ち悪くないですか?

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