ようこそ実力至上主義の教室へ、を読み始めた中年オヤジ

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

Amazon Prime Videoで何気なく見付けた「ようこそ実力至上主義の教室へ」というアニメが面白くて、原作を読んでみたくなり、Kindleで大人買いしてしまいました。2023/01/10時点で23冊出ているようですが、まだまだ続いているのですね。この手の本を「ライトノベル」というようなジャンルで括るようですが、あまりそういったことは意識せず、普通に読み物として楽しめています。

内容的にはやっぱり中高生を対象としているところは否めませんし、要所要所にツッコミどころ満載ではあるモノの、総じて面白いなという印象です。読みやすいし、Kindleだから場所も選ばないし、全部持ち運べるし、良い感じです。初めてのKindleまとめ買いだったこともあって、追加でポイントが付いたことも嬉しいですね。

ネタバレはしたくないので極力内容には踏み込まないようにして、作風とか画風について書いてみようかなと思います。

まず、文章構成自体はシンプルで読みやすいです。表現が少し単調なところもあったりで、「〜と見て良い」というような表現が結構出てきます。口癖のような書き癖のようなものだと思いますけど、これが結構「この作者」というアイデンティティのような気もします。単にそういう言い回しが好きなのかもしれませんが。学会発表とかを見ていると「〜といった」という表現を好む人や、「〜していて」というようなつなぎ言葉を多用する人もいます。癖というかラボ単位で「癖」があるのも面白いところです。伝統ですね。

挿絵の画風は私の好みですね。ちょっと誇張しすぎというかやり過ぎなところはあるにしても、絵の雰囲気はとても好きです。どのキャラクターがお気に入りかというと結構須藤が好きだったりしてます。出番減ってきてるので悲しいですけど・・・。女性キャラだと王道だとやっぱりヒロイン?的な堀北なのかもしれませんが、その辺りはどうでしょうか。どのキャラクターも個性的に上手く描かれていて時折出てくる挿絵が楽しみになっていたりします。あ、茶柱良いですね。

私は年末年始をコロナで過ごしたので、本を読むぐらいしかできない日も多く、結構読み進めることができました。ようやく進級したところまで来ています。発行されている巻数からすれば折り返しぐらいになるのかな。学園ものでイベント続きみたいな話になると、「いつ勉強してるの?」と突っ込まずにはいられませんけど、きっと日常生活もちゃんとあるのでしょう。イベントだけが悪目立ちする学校、とでも言えば良いでしょうか。

ライトノベルというジャンル?が今一つ分かっていませんが、まぁ、我々の世代が読んでいた赤川次郎さんみたいな読みやすいタッチで、挿し絵が入っているようなそんな小説、という感じでしょうか。読み進めるだけだったらあっという間なんですよね。複雑な描写もないし、伏線回収みたいなのもさほど起きてこないので置いてけぼり感もないです。中年オヤジが読むジャンルかどうかは・・・読んでいただいて判断をお願いするほかありませんけども。

他にもこういった本でオススメの物があれば教えて欲しいです。昔はアガサクリスティ何かを読みあさったりしてましたけど、何か気軽に読めるものを読みたい気分です。

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