NLP2022スタート(チュートリアル)

投稿日:2022年03月14日 |カテゴリー:Blog

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

本日(2022年3月14日)から言語処理学会年次大会(NLP2022)がスタートです。一時期は、4日間の会期となっていましたが、初日にチュートリアル、最終日にワークショップ、真ん中三日間で本会議という流れに戻って、計5日間のお楽しみ期間です。

今年こそは現地で……と思っていましたが、何とか株の感染拡大で一時期は一日で10万人?みたいな感染状況になってしまい、完全オンラインでの開催となってしまったのが残念ですが、コロナが問題になり始めたNLP2020からオンライン開催していますし、やはり一日の長があるなぁと安心して参加しています。NLP2020を通じて、オンライン会議とかそういうものの進行の手筈など色々勉強できるはずだということで学内の知人に働きかけたけど誰も参加しなかった……という悲しい過去もありました(その後、私以外に誰もまともにそういうことができる人がいなかったので泣きつかれたわけですが)

脱線していますね。今日はゼロから始める転移学習と、最適輸送と自然言語処理の2本を見ていました。どちらも大変分かりやすいチュートリアルで、今後自分が使うときに役立つなと思ったのは間違いないですが、両方ともあまりにサラッとお話が進むので、こんなに簡単なわけないやん?と疑惑の念が少々みたいな感じです。当然踏み込んでいけば難しくなるのは当たり前だし、完全な理解をしようと思うと一朝一夕には無理ですが、講演者の話術で難しいものを簡単に理解した気にさせてくれるというのがチュートリアルの良いところですね。

こうやって新しい技術、難しい技術の利用に関してハードルを下げてくれる役割というのがとても大切だと思います。某野球選手の話で、「簡単なものを難しく捌いてみせる」というタイプと、「難しいものを簡単に捌いてみせる」というタイプが居るみたいなことを聞いたような聞かなかったような。もちろん、チュートリアルの講師に求められるのは難しいものを簡単に捌いてみせ技量だと思いますし、今日のチュートリアルでは十分満足できました。

個々の技術については講師の資料を見れば十分分かることなので私が解説する必要もありませんが、教育に携わる身としては、いかに分かりやすく素直に受け入れやすく話を組み立てるかというのがどれだけ大切かというのを改めて認識しました。教える側にいると、自分の分かることは他の人にも分かる物と思ってしまって、ついつい適当な説明をしてしまうことがあります。そういうときは聴衆の反応が良くないので説明が悪かったことに気づきますが、初めからそういう風な説明にならないように努力しないといけないなと反省しているところです。

チュートリアルの中身に言及はしませんが、とても勉強になった半日でした。明日以降も会議を楽しもうと思います。水曜日は卒業式があるので午前中ぐらいしか見られませんけども……。