コロナ禍における公立小学校の卒業式の在り方

投稿日:2022年03月24日 |カテゴリー:Blog, 勉強, 学校

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

2019年末より猛威を振るっている新型コロナウイルス(いつまで新型なのか、ケンちゃんラーメン新発売ぐらい長い)の影響により、2019年度の卒業式が急遽取りやめになってしまったり、2020年度の卒業式もまたうまく実施できなかったりと、生徒(学生)の立場としても親の立場としても、ずっと教えてきた先生の立場としても、誰一人として嬉しくない状況が続いていました。親は入構できずにオンライン配信でしか見ることができないとか、運良く見られることになったとしても各家庭1人までと制限があって、保護者代表1名のみしか入れなかったりとか、制約が厳しくなっています。

私は何度か書いているとおり、娘の小学校でPTA会長をやっていて、小学校の内部事情やらPTA事情にそこそこ詳しいのですが、こればっかりは学校の方針(自治体の方針)に従うしかなくて、親の立場で声を上げたところでどうにもならない問題でした。そんな中、私の娘もいよいよ卒業式を迎える段階になり、どういった形の卒業式が開催されるのか、ソワソワしながらその案内を待っていました。

どうやら娘の小学校では、校長先生の祝辞や祝電披露など儀式的なことについては、卒業生も含めて全てオンライン配信(会場は体育館)という形式で実施し、各自各教室でそれを見ることにし、卒業証書授与のときのみ、クラス毎に入れ替えるという方式で生徒と親が会場に入場し、一人一人の卒業証書授与を見守るという方法で実施することになったようです。密を避け、その上で子どもたちの最後の雄姿を見届けることができる折衷案として素晴らしいと思います。

ただ、これをそのまま実施したのでは実はうまくいかないこともあって、1家族2人までという制限があったとしても、例えば夫婦で来ていたり、祖父母が来ていたり、身近に話せる人が一緒に来ているとついつい話してしまうこともあると思います。同じように、自由席にしていると子どもの友達の保護者と話したりすることもあるでしょう。

そういった事態も避けるため、事前に子どもにクジを引かせ、各家庭指定席で座ることになっていました。しかも、前後2ブロックに分けてあり、保護者も2つに分割されるように工夫していました。これだと、偶然前後左右に知り合いがいない限り、親同士が話すことがまずありません。素晴らしい。席取り合戦が発生することもなく、揉め事が起きる心配もありません。強いて言うなら、後ろの座席を引いてきた我が子に「なんてくじ運が悪いんだ!」と突っ込む程度です。これも笑い話で済みます。

こういうきめ細やかなサポートがあって、保護者もきちんと参加できるコロナ禍の卒業式を見事に作り上げてくださいました。私とともにPTA改革に尽力してくださった校長先生に改めて感謝の気持ちをお伝えせねばなりません。ちょうど今年度で異動されるとの情報も既に回ってきているので、離任式に顔を出しておいた方が良いかなと思っています。

我が子の卒業式にすら参加できないなんて事をこれまで普通に生活してきて想像できたでしょうか。特に去年一昨年の卒業生の保護者の方はツラい思いをされたことと思います。誰に非があるわけでもなく、ウイルスのせいだと分かっていても、どうしようもない不満と怒りが溜まってしまっていると思います。私も教員として、最大限学生や保護者に満足してもらえるサポートをと考えていますが、十分に対応でき切れていないのが現状です。

あの手この手でどうにかイベントをこなそうとしてくださった小学校の先生方を見習いつつ、私もより良い教育、指導ができるように心がけていきたいなと思いました。

改めて、素晴らしい卒業式を挙行してくださった小学校教職員のみなさまに感謝したいと思います。6年間お世話になりました!(また近々お世話になる小さいのが居ますがその時もまたよろしくお願いします)