PTAって”やめられる”のでしょうか?

投稿日:2019年06月13日 |カテゴリー:Blog, PTA

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

あまり露骨にPTAを批判することはできませんが、PTAには絶対に関わりたくないという人は一定数います(その一定数はかなり多い)。では、そのPTA自体を「やめてしまう」ことはできるのでしょうか?

もちろん、PTAという組織自体を「やめてしまう」というのはものすごくエネルギーを消耗する話なので、なかなかうまくいかないですし、謎の反発はたくさんあると思います。あくまで個人的にやめてしまうにはどうすれば良いのでしょうか。

実はこれ、あえて「やめる」と書いているのですが、そもそも加入しなくても良いことはご存知でしょうか。入学したら自動的に加入になっていた、とか、気付けばPTA会費が引き落とされていた・・・、とか、そういった話はよく耳にします。特に、初めてのお子さんが小学校に上がった時などは、正直なところ前情報があまりにも少なすぎて、そのくせ、異常に多い書類の束の処理になってしまい、ついつい適当にサインして提出してしまう、みたいな書類がたくさんできます。

これこそがまず最初のワナだと思った方が良いです。昨今の流れでは、PTAに加入するかしないかを意思確認するというのがジワジワ浸透してきています。とはいっても、PTAの立場としては、大々的に「PTAに加入しますか!? しませんか!?」と問うこともできず、微妙な言い回しで有耶無耶にしているのが実情でしょう。私の小学校では少なくともそうなっていました。

おくむらの担当していた小学校の場合、PTAに加入するかしないかを判断する材料が、なぜか「学校費用の引き落としに対する同意書」みたいなものにこっそり記載されているのですよ。私も全く気付かずにそのままサインして提出したのですが、よく見てみると「学校費用と同時にPTA会費を引き落とすことに同意します」なんてことが、保険の約款かと思うようなところに忍ばせてあります。

学校としてもPTAとしてもそういう狙いでやっているのだろうな?と容易に想像できるようなところにコッソリと、です。あとから文句を言われても、「そうは言っても同意してますよね?」というための布石のようにしか思えないやり口です。さらに言うなら、「PTA会費を学校費用と同時に引き落とすこと」に対する同意であって、PTAに加入するしないの同意じゃないところがまた酷いやり口だと思います。

おくむらの居住地域である神戸市は、まだまだPTA加入に関する同意は取れていないのが実情ですが、お隣の芦屋市などは全世帯に同意を取っていると聞いています。全世帯から取るということは、一定数非加入の方がいらっしゃるということですね。それでもPTA自体はまわっているようですし、実は思っているほど同意を取ること自体に大きな障壁はないのかもしれません。おくむらとしては、全世帯きっちりと同意を取って、趣旨に賛同している人で運営してもらいたいなと思ってはいます。

では本題に戻って、知ってか知らずか、いつの間にかPTAに加入してしまったとして、「やめる」ことはできるのでしょうか?

答えは「できます」。

ただし、ものすごくエネルギーを消耗することになるのは間違いありません。それは「PTA」に直接打診してしまうから、なんですね。PTAというのは良くも悪くも仲間意識が強いところで、そこから抜けようとする人がいると知ったら、ものすごい勢いで牙をむいてきます。実際にやめるまで数ヶ月かかった、なんていうこともザラです。記念品とかがお子さんに渡らなくても良いのですか・・・みたいな脅しまでするようですが、おくむらの担当していた小学校では、実費精算ということで対応しています(子どもに差を付けるのはダメなので、非加入の世帯だけ記念品なし、というのはできません。そのため、実費で費用を精算するということで対応するしかないのです)

PTAをもし本当にやめてしまいたいと思うのなら、教頭先生に相談するのが良いです。教頭先生もPTAと保護者と先生との橋渡しでものすごく大変な仕事をこなされているので、そこに「やめたい」と言われても正直困る・・・という話ですが、PTAに打診するよりはるかにスムーズです。PTAの名簿から抹消してもらうだけですからね。もちろん、教頭先生や校長先生との面談があったりしますが、PTAに打診して揉めるよりは話は早いです。会長に直接校長先生や教頭先生から相談があって、どうするかを学校と協議して決めることになるので、PTAと揉めるというプロセスが発生しづらいです。

教頭先生や校長先生が結局のところお金を管理する立場にあるので、「口座引き落としをやめてもらう」ことで脱退するというわけです。不思議なもので、PTA会費というのは各家庭からの供出であるはずなのに、「あなた、お金払っているから会員ですよね」みたいな謎の脅しもあったりするんですよ。いや・・・払いたくて払ってるんじゃないんだけどな・・・、みたいなことは往々にしてあります。だから、おカネを払うのをやめることで会員をやめるという手段に出るわけです。

これも、PTAに打診してしまうと、PTA自体が財布を握っているわけではないので、埒が明かない話になってしまうのです。あくまで小学校が代理で引き落として管理しているので、小学校の長の付く先生に聞くしかないんですね。

おくむらとしては、PTAにも良いところはたくさんあるので、せっかく関わったのなら楽しんでもらいたいと思っていますが、どうしても納得できない、やめたい、というのであれば、ご参考にしていただければと思います。そういう風に人が離れてしまわない組織作りと運営を目指して頑張ってきましたので、この記事を読んでも「やめたい」と思われないのが一番嬉しいことですが・・・、やはり少なからずやめたい人はいると思いますので書いてみました。

小さな組織でも小さなイベントでも何でも構いません。できることなら、「子どもたちのために」、親も楽しむことができるPTAが出来上がるのが一番ですよね。区Pや市P、県Pといった大きな組織に関わりたくないなら、PTAではなくタダの保護者の会にしても良いと思います。親が楽しんでいないものを見て子どもが楽しんでくれるわけがありません。やるなら楽しく、そういう感覚でPTAを運営してもらいたいな、と思っています。