JSAI2019の帰りに戸隠神社へ寄り道

投稿日:2019年06月09日 |カテゴリー:Blog

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

人工知能学会で新潟に行きましたが、帰りにちょっと寄り道をして長野県はトガクシジンジャヘ足を運びました。おくむらは4年ほど長野県に住んでいたので、基本的な地理は頭に入っていますが、引っ越してから結構年数が経っていて、忘れている道もちらほら。

そんなおくむらの記憶の中でも特に良かった場所が”戸隠(とがくしと読みます)”です。こちらは信州蕎麦の激戦区でもあり、何十軒ものお蕎麦屋さんが軒を連ねる蕎麦好きには最高の観光地です。今回は3軒のお蕎麦屋さんを訪問しましたが、その件はまたの機会に。

さて、戸隠というと、タイトルにも書いた通り、戸隠神社がとても有名です。長野県というと善光寺か松本城みたいな印象があるかもしれないですが、歴史を紐解くと紀元前まで遡るような歴史を持つ戸隠神社を忘れてはいけません。(実際には記録に残るものとしては800年頃が戸隠神社の起源かも、と言われています)

戸隠神社は五社から成る神社の集合体の総称のようなものです。戸隠神社に関する詳細は公式Webサイトを参照していただければと思います。五社はそれぞれ、宝光社、火之御子社、中社、九頭龍社、奥社と呼ばれ、最も標高の低い宝光社から最も高い奥社までおよそ6kmほどの行程となります。おくむらは大変怠慢な人間なので、宝光社の麓からスタートし、宝光社と火之御子社を参拝したあと、中社へ高速移動し参拝、さらに奥社の麓まで高速移動し九頭龍社と奥社に参拝するという、文明の利器様々な参拝でしたが、五社全てに参拝してまいりました。

宝光社

まず、宝光社に参拝するためには、250段以上ありそうなこちらの階段を上る必要があります。と言っても、そんなに苦しい道のりでもなく、比較的楽に登ることができます。ただし、全てのルートを徒歩で回るという計画の場合は、雑に体力を消耗してしまうと後々悶えることになってしまいます。

階段の途中で急に傾斜が変わって危険な程の登りになります。コッソリとそのワキに、迂回ルートも設置されています。

なぜ「女坂」という名前になったのかという由来は分かりませんでしたが、こちらのルートであれば、階段を踏み外すこともなく安全に登ることができます。ただ、私としては下りの方がはるかに危険なので、帰りに利用した方が良いように思いました。

基本的に神社は本殿の中を映すことができないため、見づらい写真になりますがこちらが宝光社の本殿です。多少雨が降っていたため、思っていたほど参拝に来られている方はいませんでしたが、みなさん、それぞれにお参りをされていました。このあと、すぐに御朱印をいただいても良いのですが、次の火之御子社が無人のため、両方に参拝した後、こちらの建物で宝光社と火之御子社の二社分の御朱印をいただくか、火之御子社と中社に参拝して中社で御朱印をいただくかの選択になります。

ここからルートがまた少し分かれてくるのですが、宝光社の右奥の方へ進むと山道があり、そちらを抜けると次の火之御子社があります。おくむらはそちらのルートを通って火之御子社に向かいました。

火之御子社

火之御子社は、五社の中で最も小さな本殿を持つ社です。

このような杉林の中をのんびりと歩くこと10分ほどで火之御子社の本殿に到着します。文明の利器を利用すれば2分ほどでしょうか。

火之御子社は完全に無人になっているため、いわゆる「お賽銭箱」というものが、アクリル板の奥に設置されていて、片腕だけが通るような仕組みで守られています。どこでも盗賊のような人はいて、きっとこちらもあらされた経験があるからこういった対策をしているのかと思います。無人運用だと仕方ないのかもしれないですが、大変残念な気持ちになりました。罰当たりな人もいるものですね。

火之御子社の御朱印をいただく方法は基本的に2種類あって(時期に寄るので細かいことはさておき)、宝光社と火之御子社に参拝して宝光社でいただく方法と、火之御子社と中社を参拝して中社でいただく方法があります。そのあたりは徒歩の場合は宝光社を単体で、火之御子社と中社をまとめて、の方が効率的ですが、回り方次第ということになろうかと思います。

中社

長野県に住み始めた頃、初めて参拝した時にはこちらが「戸隠神社の本社」だと思い込んでいました。実際には奥社が本社となるので、こちらはまだまだ参拝途中の一社ということになります。中社には100段もない程度の階段を上ればすぐに辿り着きます。

火之御子社も文明の利器で参拝するならすぐですが、中社も文明の利器を使えばすごく楽に参拝できます。徒歩ルートならこのあたりで一息ついて蕎麦を食べたくなるかもしれません。ただ、中社にはとても珍しいものあります。それがこちら。

よく分からないですよね?

こちらは、三つ叉に分かれた杉の木で、戸隠神社ではご神木としてあがめられています。

中社では、先ほどの火之御子社の御朱印もいただくことが可能です。2カ所まとめて御朱印をいただくと、その2カ所の御朱印の「筆跡」は同じものになります(当然)。

奥社への道のり

はい、なぜここだけ道のりについて節を分けるかというと、奥社への参拝は片道2kmの上り坂をひたすら登り続けるという必要があるため、別でご紹介します。

奥社の入り口はこのようになっています。一見するとタダの森の中ですが、左に90度旋回するとなかなか素晴らしい景色が見えてきます。

とりあえずどこまで続くか分からなさそうな森の中の道、みたいな感じになります。奥社まで続く道はほぼ直線で、最後の最後で少しだけ雰囲気が変わりますが、タダひたすら登っていきます。

奥の方に赤い門が少しだけ見えてきます。この辺りで大体2/5ぐらいの位置なのですが、ここから先がものすごく有名な景色になります。

この門をくぐると・・・

いかがでしょうか。この巨大な杉並木は!

一本一本が外径3m以上ありそうな巨大な杉で、奥社までほぼこの道が続きます。

途中、杉の根元に大きな穴が開いたところに出ます。もう少し人が多いと、子どもなんかが中に入って遊んでいるのですが、あいにくの天候だったため、そういった子どもはいませんでしたね・・・。大人でも十分入れるサイズです。

この先ずっと登っていくとこういった景色が出てきてようやく奥社へ到着です。道中はあえて写真を載せませんので、途中から突如牙をむく傾斜と見えているのに辿り着かない驚きに身を任せてみて下さい。

九頭龍社

実はここまで一度も出てきていませんが、九頭龍社は一体どこにあるのかというと、奥社の10mほど手前にあります。ですので、必然的に奥社と九頭龍社の御朱印は同じ場所でいただくことになります。

九頭龍社は、少し小さめの本殿を持つ社です。奥社に参拝する手前にあります。

奥社

いよいよ戸隠神社の本社となる奥社です。奥社まで来るとこのような景色が見られます。

何が見えるのか・・・。これは時期に寄るので何とも言えないのですが、秋とか少し葉が枯れている状態だともう少し奥の方までよく見えますが、今回はこれが限界でした。山奥だということは分かって頂けると思います。

奥社まで登ること2km、大変足も疲れてきた頃ですが、天皇陛下の即位を祝う垂れ幕もあり、気持ちを新たにしたくなる、そんな雰囲気を感じました。

各社の配置

それぞれがどのあたりにあるか、奥社に地図があったので載せておきます。

五社参拝記念

 

五社全てを参拝し、御朱印をいただくと、五社参拝記念の品物が授与されます。実はおくむらは長野在住地にはこれを成し遂げたことがなく、今回初めて完遂しました。御朱印集めをスタンプラリーだと思っている方が一定数おられるようですし、観光ツアーで「あと10分でバスが出るから早くして!」とかいう方もいらっしゃるようで、いろいろ思うところもあるのですが、無事に五社全てに参拝できて満足しています。

御朱印自体はみなさま自身でご確認頂くとして、五社参拝記念品を載せておきます。

こちらは栞です。しっかりとした生地で作成されているため、長持ちすること間違いなしなのですが、大変ありがたいものなので、これを栞として使えるかは・・・まだ分かりません。

まとめ

戸隠にはお蕎麦だけでなく、大変有名な戸隠神社があります。長野市へお越しの際は是非時間を割いてこちらへご参拝いただけると嬉しく思います。とても心が洗われる素晴らしい場所です。そして、御朱印集めは決してスタンプラリーとは違うモノなので、正しい知識を持ってご参拝下さいますようお願いいたします。