授乳室のロケーション問題

投稿日:2019年05月27日 |カテゴリー:Blog, 子育て

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

喫煙所の隣に授乳室を作るなんて非常識だ!ということを書きましたが、実はこの記事にはもう一つ潜在的な問題があることにお気づきでしょうか。動画や音声の逆再生みたいなものもよく見かけますが、喫煙所問題の記事も写真を逆順に見ると浮き彫りになるかもしれません。

まずはこちら。

そして次の画像はこちら。

何かお気づきにはならないでしょうか。男性用のトイレの案内板はものすごくシンプルなものなのに対して、女性用の案内板のゴチャゴチャ感は酷いものですよね。

そうなんです。某神戸の某ハーバーランドにある某MOSAICでは、フローチャートがいきなり破綻するシステムなんですよね。突然フローチャートとか言われてもワケが分からないという方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばあなたが「男性」だとしましょう。お子様と2人きりでおでかけ、不安もたくさんある中で精一杯楽しんでいるとしましょう。そんなとき、お子様はいついかなる時でも「愚図る」んです。何で愚図っているのか原因を究明すべく、授乳室を目指します。

なんと、こちらの授乳室は「女性用トイレ」と入り口が兼用なんです! 男性一人のあなたならこんなときどうしますか? ガンガン突入していける強さを持っていますか? これって、かなり酷い状況だと思うんですよね。

if 男性 then LocationException

みたいな状況なわけですよ。try〜catchとか言っている場合ではなくて、いきなり例外で落ちるんです。女性用トイレの中を撮影するなどということは私にはできないことなのでこれ以上の写真は持ち合わせていませんが、このトイレは男性の場合、トイレに直行できて、女性の場合は分岐があって左に行くと授乳室、右に行くとトイレなんです。男性だったら、気まずくて授乳室に近づくことさえできないんですよね。しかも、授乳だけが問題なのではなく、多機能トイレでさえ女子トイレの入り口から入らないといけないんですよ。

バリアフリーな世の中が叫ばれて久しいですが、某神戸の観光スポット、デートスポットとして大変有名な某ハーバーランドがこんな調子では、この先生きのこることなんてできないですよね。少子化が問題だとしていて、地域が子育てに積極的でないと捉えられても仕方のないことかと思います。

ちなみに、こちらの授乳室は実はきちんとできていて、男性が入っても問題のないように、授乳室はさらに一段奥に部屋があります。女性の方は気兼ねなく授乳することができますし、オムツ替えだけなら男性でも問題なく入って行くことができます。とは言っても、やはり最初の入り口が女性用トイレと共用というのは配置として大問題なのではないかなと思います。

喫煙所の隣に授乳室を作るとかいう愚策を実現してしまうぐらいなら、むしろこの並びなら、喫煙所の場所に授乳室と多機能トイレを作って授乳室の場所に喫煙室を作る方がマシなのでは?という気がします。喫煙者の男女比とか分かりませんが、少なくとも女性用トイレの入り口から喫煙所に入らないといけないというだけで心理的なストッパーになると思うんですよね。扉は三重ぐらいにして、外部に比べて負圧になるようにして、ものすごく高い位置の煙突から換気するぐらいの構造にしてくれるなら良さそうです。

話が逸れました。イクメンなどという言葉が世に出て浸透してきていますが、まだまだイクメンを支える世の中にはなっていないということでしょう。おくむらは上の子の時もそうですが、夜中でも泣けば起きてオムツ替えもやりますし、必要ならミルクも作りますし、男性ではできないこと(出産、授乳)以外はパートナーと同等にやってきています。イクメンがすごいみたいな風潮は実はあまり好きではなくて、自分の子どもなんだから責任持てよ・・・ぐらいにしか思っていないのです。

だからこそ、普通に育児をしているのに、そこに障害があるというのは大変困ることです。男性用トイレにはオムツ替えのベッドさえなかったりします。お陰で片手で抱きながら空中オムツ替えなんて必殺技を身に着けたりするんです。世の男性方が個々の家庭の事情はあるとはいえ、自然と自分の責任において育児ができるような世の中になるにはまだまだ時間が必要なのかもしれません。設計段階で「男性が利用する可能性」を考えられないようなレベルでは、ね。

これから先、またしばらくこういった育児トラブルを抱えると思います。細かいことかもしれませんが、少しでも子育て世帯の方々が安心して暮らせるように、気付いたことはいろいろ発信できたら良いなと思っているところです。