参加しない飲み会の”幹事”

投稿日:2019年05月08日 |カテゴリー:Blog

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私は、体質的には「飲める」のですが、酒そのものに興味がなく、飲みたいという欲もなく、飲んだからといって何が変わるわけでもなく(むしろ運転出来なくなるからデメリットが増えるだけ)、宴会(特に職場のつまらないヤツ)というのが基本的に好きではありません。飲みニケーション()みたいなのは時代錯誤ですし、シラフの状態で健全な関係を構築出来ないような職場に用事はないと思っています。飲んで有耶無耶にしてなぁなぁで仕事するとか、もう平成も終わってしまったこの時代には合っていません。職場を盛り上げるための飲み会を!とか最早迷惑以外の何物でもないと感じています。そんな中で、現職ではそんなことはないのですが、某前職関係では持ち回りで「幹事」という怖ろしい仕事が回ってきていました。

出席しない飲み会の”幹事”

某前職関係では、”幹事”に割り当てられてしまうと、1年を通じて飲み会のセッティングをしないといけませんでした。私に幹事が回ってきてしまう前年は、「来年はおくむらさんも幹事ですからね−」と、まるで私が断るのを知っているかのごとく、事あるごとに「幹事をやれ」プレッシャーがかけられ続けていました。私自身、こういった時間とおカネの無駄でしかない飲み会には参加しないのですが、「親睦会費」とかいう名目で給料天引きで回収されていて、おカネで参加しない権利を買っているような謎の状況でした。いよいよ年度末、「幹事」とやらの引き継ぎの際に、前々から「参加しない飲み会の幹事を引き受けるメリットもないですし、空気を悪くするだけですから、楽しみたい人に回してあげて下さい」と長の付く頼りない上司らしき人に言っていましたが、「そう言わずに、これを機にみんなと仲良くなって頂いて・・・」みたいな謎の説得が始まり、1ヶ月ぐらいかけて拒否し続けてようやく諦めさせることに成功しました・・・。

これって、払いたくないお金を強制的に徴収されて、行きたくもない飲み会の幹事を強引に割り当てて・・・って、やっぱり「パワハラ」なんじゃないかとずっと疑問でしかなかったです。パワハラ三昧の某前職にあっては、こんなこと些細なこと過ぎて気にもしていなかったのですが、最近、「幹事をやりたくない」とか、「宴会に出たくない」という話をチラホラと聞いていてふと思い出しました。企画だけして行かない飲み会なんて旅行代理店みたいなものですよね・・・。旅行代理店はそれで収入になるから良いけど、おカネは取られるわ、時間は取られるわ、得るものは全くなくて失うものしかないわ、こんな酷い話ないですよね。1ヶ月も拒否し続けるのしんどかったですが、おカネを払うかわりに出席しなくて良くなったのは精神衛生上はプラスでしたね。

飲み会で仲良くなれるという幻想

注いで注がれて、飲んで騒いで、泣いて笑って、それで「仲良くなった」と勘違いしている人がたくさんいます。実際のところは、「最もめんどくさい人に合わせるしかない謎の修行」でしかなくて、ただ疲れるだけなんですよね、職場の飲み会って。もちろん、楽しい職場の飲み会もあることは知っていますが、昭和的な感覚で「若手は上司に注いで回れ」みたいな謎のお酌プレッシャーをかけられたり、自分のペースでつまらない時間が終わるのを待っている人のところにわざわざ絡みに来て「俺の酒が飲めないのか」とか、田舎の職場だったから余計にそういう感覚が強く出ていてしんどい世界でした。赴任当初は、さすがに飲み会嫌いの酒に興味のない私でも、一応は溶け込もうと思ってそういう場にも顔を出すのですが、1回で見事に懲りてしまいました。これはダメだと。

仲良くなることを目的としているという割に、某前職では、謎のコンパニオンさんを呼んで、男性女性問わず盛り上がっているんですね。え、そんな余計な人呼ぶぐらいならそもそもマズい料理のランクを一つでも上げたらどうなんですかね?と言いたい状況から始まったわけです。これはダメだな、と。当然のことながら、仲良くなったのはコンパニオンさんとめんどくさい上司ぐらいで、こちらは「ダメ上司」という素晴らしい気づきを得たぐらいです。実際、コンパニオンさんを仲良くなっているような「ダメ上司」にパワハラで悩まされ続けていたので、そりゃそうか・・・と納得するしかなかったですが。あ、「ダメ上司を発見する」という面では飲み会も有用ですね。

改めて”幹事”

それほど毛嫌いするくだらない会の幹事を押し付けられたなら、いっそ趣味性を追求して、私ならハードロックカフェみたいな喧しいお店とか、メイドカフェみたいなところとか、「二度とこいつに任せてはいけない」と思わせるようなことでもやるしかないのでしょうか。でも結局飲みたいだけのめんどくさい人たちはそういう場をも楽しんでしまうでしょうから、結局無意味なのかもしれない。

ただ、出席しないことが確定している飲み会の幹事を丁重にお断りして、仕事の評価を下げられたのは納得できないですね。お金を取られて精神的苦痛を与えられた上に仕事の出来ないヤツ扱いをされたのはダメでしょう。まぁ、所詮その程度の低俗な勤務先だったというだけの話ですが。

せめて、幹事をやれば昇給させますというぐらいなら引き受けてやっても良かったんですけどね(それでもやりたいとは思いませんが)。

結局のところ…

職場の人間関係がダメなところほど飲み会をやって解決しようとして、ますます(主に若手に)愛想を尽かされて、有能な人から逃げているように思います。プライベート的に仲良くなりたいのではなく、仕事仲間として信頼関係を築きたいと思っている人には飲み会はマイナスかもしれません。そんな人に幹事を押し付けたところで何も変わりません。

今の職場では、まずそもそも人事選考の基準として「その人そのものを見る」というのが入っていますので、妙な人は初めから落選しているようです(良いフィルターだと思います)。実際、現職で不快な思いなど一切したことがなく、自然と楽しめる環境があるので、本当に救われています。

余談ですが、もし仮に、私の前職関係に就職したいと考えている若手がいるなら、一度個人的に声かけしてほしいです。前職の「良いところ」にしか目が向いていないなら、あなた方のような優秀な人材には役不足です。幹事に限らず一事が万事、そういうところだと理解した方がいいですね。(学生はめちゃくちゃ優秀なのに、本当にもったいない学校だと思います)