威嚇することで教育はできない

投稿日:2018年05月14日 |カテゴリー:Blog

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

私のブロッコリーアイコンを作ってくれたヨスさんが「キレる高齢者の問題とは?」という記事を書いていて、ふと思い当たることがあったので書いてみます。ヨスさんの記事の中で触れられている「昭和脳の〜」でも同じようなことが書かれていますが、突然怒り出す高齢者?(だけじゃないですよね・・・)は無数に存在しているように思います。

私は教員であるため、学生を指導する立場に居ます。当然のことながら、マナーのなっていない学生や、常識感のない学生はいます。そういった学生たちにおよそ世間一般の感覚からズレていない考え方を指導していくことも教員の仕事だと思うのですが、無意味に怒鳴り散らしたり、威嚇して学生を萎縮させてしまったり、指導ではなく「感情で動いてわめき散らす困った教員」は少なからずいます。

私の周辺だけかもしれないですが、こういった困った教員の特徴としては、「家庭を顧みず仕事に没頭している(ように見せかけている)」というのがあるように思います。人には様々な価値観があるので、パートナーを見つけ、結婚し、子育てをし・・・という価値観に合わない方ももちろんいるでしょう。ただ、大学に限らず教育の現場では、必ず自分よりも年下の生徒、学生を指導していくため、自分より下の世代との付き合い方をしっかり考えないといけないはずです。

しかし、困った教員たちを見ていて思うのは、「今あなたがしていることをそのまま自分の家族にできるのですか?」ということです。古くさい考え方かも知れないですが、自分の家庭という守るべきものを考えたとしても、そういった困った叱責を繰り返すのですか・・・?と問いたい気持ちで一杯になります。家庭を顧みず仕事に没頭しているって、結局のところ自分勝手にワガママに生きているだけじゃないの?としか言えません。守るべきものがあるなら、(仕事を失う恐れがある)無謀な叱責を繰り返したりすることはできないはずです。今のご時世なら特に、ハラスメントでの訴えが多いでしょうから。

家庭があっても、独身だったとしても、生徒や学生(子どもの世代)に対して怒鳴り散らして威嚇することが教育として正しいのか、考えるまでもない話なのですが、「主体的に」子育てをしたことのない人には分からないのかもしれません。キレる高齢者さんたちも、今の日本を築き上げるために身を粉にして働いてきた自負はあるのかもしれないですが、自分の子どもときちんと向き合って子育てをしてきたことがあるのかと問うと目を逸らす人もたくさんいそうです。自分の背中を見て子どもが育っている・・・と主張するなら、良い背中を見せられているのですか?と問いたい。背中を見せるだけじゃ子育てはできないんですよ。

子育てと教育は似て非なるものかもしれませんが、怒ることと叱ることの違いをしっかり考えて教員生活を送っていきたいものです。