研究者の嘆きがゲームにも

投稿日:2018年05月06日 |カテゴリー:Blog

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

大型連休直前にゲームをリリースするのは反則です。せっかくのんびり過ごそうと思っているのについついプレイしてしまって睡眠時間が削られている・・・。そんな連休を過ごしてきましたが、諸悪の根源は「大逆転裁判2」の配信です。逆転裁判シリーズは全てプレイしてきているので、ついに大逆転裁判2がアプリで配信されてハマってしまっております。未プレイな上に連休中に終わらなかったので、満員電車通勤に先送りです。

さて、多少ネタバレになってしまうのかもしれませんが、大逆転裁判2の第3話で研究者の嘆きが出てきてついつい同情してしまうシーンがありました。

はい、まさにその通り!

博士になった直後の若手や、今まさに博士を取ろうと頑張っている若手はきっとこうなんだと思います。みなさん、自分の理論に自信を持って、いろんな実験をして、その有用性を示して、論文にまとめて・・・ということを繰り返しているはずです。ただ、それができている人は大変恵まれた環境にいるのも事実で・・・。

 

 

はい・・・まさにその通りです・・・。もう仰る通り過ぎて・・・。

この辺り、特に博士を取り立てで教員として着任した若手には痛いほど分かるやつです。本当におカネがありません。DC1やDC2を持っていた人でも、科研費のスタートアップに採択されなかったり、若手研究でももらえなかったりと、研究者と資金難はものすごく共起しているように思います。また、困ったことに、予算を獲得しようと思うと「実績」が必要で、実績を積もうと思うと「おカネ」が必要なんです。当たり前ですが、どっちが先?と言われれば実績を先にあげるしかなく、若手は「身銭を切って」研究をしていることもしばしば。

 

 

果たしてここまでのことをやっている人がいるのかは分かりませんが・・・。それにしても、研究不正やプール金などの問題が後を絶たないのも、そもそもおカネがないという問題がどうにも解決できないところに原因の一端があるのではとは思います。実績のある人、将来性のある人にしか投資はされない、投資をしてもらうには身銭を切ってでも実績を伴っていく必要がある・・・、とはいえ、30歳ぐらいまで大学にどっぷり浸かっていた学生に自分で稼ぎ出す力を着けるというのも並大抵のものではなく、今日も若手は悲鳴を上げているに違いありません。

 

 

当たり前ながら、技術を搾取されたり、勝手に特許にされてしまったり、そういった問題もちらほら耳にします。研究以外はド素人の研究者に甘い言葉で囁けば何人かは騙されてしまうのではないかと思います。純粋なんですよ、みなさん。

あちらこちらに資金難に喘ぐ研究者がたくさん居ます。もちろん、妄想だけではおカネにはなりませんが、助成金の話や共同研究の話は喜んで聞いてくれますので、若手研究者を是非サポートしてあげて下さい!(私はもうトシなので若手を育てないといけないわけですが・・・)