定員削減で教育は良くなる?

投稿日:2018年04月24日 |カテゴリー:学校

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

近年(という書き出しはあまり好きではない)、世知辛い世の中と言いますか、独法化されたとはいえ元は国の機関だった前任校では、「教育改革のため」という理由で教員の定員削減が求められているようです。70名近い教員を、4〜5年のうちに50名まで削減せよと、どう考えてもあり得ない定数削減を推し進められそうになっています。

4つの学科に一般教養を入れて50名ということは各学科10名、確かにすでにその定員で回している学校もありますし知っています。現実的には、現状各学科200名のところを12〜13名で回しているとすると、教員1名あたり15名程度の学生を見ることになります。これが10名体制になれば、教員1名あたり20名の学生を見ることになり、確実にサポート体制は悪化します。

もちろん、弊害だけではなくて、論文を書いていない教員や学位のない教員から整理していくのであれば、それなりに学術的なレベルは向上するでしょう。しかし、現実はそんなに甘くはなく、削減される前に実績のある教員は自分から出て行ってしまうでしょう。

結果として残されるのは…、言わなくても分かりきっています。前任校の学生は大変優秀です。優秀すぎて私が程度では太刀打ちできない頭の回転をしていますし、適切な環境さえ与えられれば自発的に伸びていきます。果たして、教育改革の名の下に教員を削減していくことはプラスに働くのでしょうか?

ハラスメントのオンパレードだったとはいえ一度は身を寄せた組織の行く末は多少なりとも気になります。特に、優秀な学生たちの未来を考えると本当に心配でなりません。みんな私より遥かに賢いですからね。

どうにか良い教育環境が残っていってほしいものです。