障がいを持つ学生への配慮

投稿日:2020年01月09日 |カテゴリー:Blog, 学校

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

学校関係に勤務していると、最近は「発達障害」を持つ学生への配慮を強く求められているように感じます。一方で、発達障害への理解はまだまだ進んでいないような印象があり、おくむら自身も具体的にどのような症状なのか、どういう状況になると良くないのか、といったことが漠然としかわからず、そういう配慮を求められたときには、スクールカウンセラーと相談しながら進めるということが増えてきています。

文科省が出している情報によるとおくむらが在籍しているような私立大学では、義務ではなく合理的な配慮を努力目標としています。最大限頑張るけど無理なものは無理、みたいなところがギリギリ許されるレベルといったところでしょうか。その点、国立機関などでは「義務」として定められているため、かなり大がかりな配慮を要求されているものと思います。もちろん、そういう配慮を求める学生に対して正しく対応していくのは教員としての責務だとは思いますが、あくまで「配慮を求める学生」に対して、です。普段の行動を見ていると、普通(何を以て普通とするのかという定義が難しいとしても)とは違った行動をする学生(や教員)もいたりしますが、勝手にこちらが診断することもできないため、限りなく黒に近いグレーであったとしても、普通の学生(や教員)として接するしかありません。

実際にトラブルが起きても、配慮を求められていない以上は普通の指導をします。そうすると、全く意図が伝わらなかったりして、より一層酷い状況になることもあります。発達障害(だけに限らず)などの特性は特性として理解していますので、正しく配慮を求めてくれれば、それ相応の対応ができます。「隠したい」と思うこともあると思いますし、おくむら自身はそういう特性を持たないので理解できない心の部分もあるかと思います。しかし、すでに把握しているのなら、理解しているのなら、積極的に配慮を求めて欲しいと願っています。実際、あとから特性について追加で情報が入ることもあります。追加で配慮を求められることもあります。一方で、一度トラブルが起きてしまったりしていると、後出しジャンケンで特性について知らされてもフォローができないこともあります。

なかなか難しい問題だと思いますが、知っていればそれ相応の対応ができるということもあります。守秘義務があるので他の方にはご自身の特性が漏れることは決してありません。お互いの歩み寄りが大切だと思っていますので、是非カウンセラーをはじめ、教職員とご相談いただければと思っている次第です。