PTA加入・非加入問題

投稿日:2019年07月11日 |カテゴリー:Blog, PTA

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

PTAに加入するかしないか、そもそも選択の余地はあるのかないのか、メリットでメリットは何か・・・、いろいろと考えていると、コッソリ加入して息を潜めて暮らすのが一番良いのでは?という解に辿り着きそうな気もしますが、みなさまのご家庭ではPTAに加入していますでしょうか?

「え、そんな意思確認されたことない・・・」

「自動的に入っててどうやってやめたらいいか分からない・・・」

「今まで入ってなかったけど興味が出てきたから入ってみたい・・・」(激レア)

いろんな気持ちがあると思います。おくむらの小学校では、毎年年度当初に学校から出されるとあるお便りに、「PTA会費の徴収を学校費と同時にやりますが良いですか?」みたいな文言が入れられていて、「同意できない、質問があるなどの場合は教頭まで・・・」とコッソリ書いています。まさかこれで意思確認しているつもりではないでしょうね?と思った方もいらっしゃるかと思いますが、そのつもりでやっています・・・。

お隣の市では、全世帯にPTAに加入するかしないかの意思確認を行い、同意書だか何だかを提出させているようです。そのように一括してやってもらえれば良いのですが、こういった通達を出してくるのは、「教育委員会が」「学校(長)宛てに」が基本です。PTAには直接依頼は来ないんですね。理由は単純で、PTAは教育委員会の傘下ではないからです。学校側のPTA会員の代表である校長先生を窓口にして意見を言ってくるというわけです。

実は、おくむらが神戸市の小P連へ参加していたときに、教育委員会からの通達で「必ず意思確認すること」というのが出てきました。年末頃の話ですね。PTAというのは年末から年度末にかけて、新役員の選出やら総会の準備やらでものすごく忙しくなります。そんな中で、「加入・非加入の意思確認をしろ!」などと言われてしまうと、何もかも成り立たなくなってしまう恐れがあります。

PTAの会員数というのはたいていは概算で予算編成をしたり、事業規模を考えたりします。今まで明確に実施してこなかった「意思確認」を実施するとなると、これ幸いと辞めてしまう人が続出してしまうおそれがあります。そうなると、予算案も成り立たないし、事業も上手く行くか分からない、ましてやPTAが存続するかすら分からなくなってしまいます。そんな謎の節目のところで仕事をするのはまさに地獄絵図、一触即発の状態になってしまうでしょう。

大変残念なことに、小学校にせよ中学校にせよ、学校の規模が大きくなるほど、PTAに無関心になっていきます。当然と言えば当然ですが、小規模校はむしろみんなで協力しようという意思が見えてくるので、仕方なくかもしれないけど、それなりにPTAは回っています。一方で大規模校となると、うまく逃げてしまえば逃げ続けられるということもあって、PTAそのものにほとんど関心がありません。

PTAから電話なり何なりで連絡を受けて始めて興味を持つ、という人も少なくありません。そんな状態だと、明確に「意思確認」をやってしまうと、徒党を組んで脱退してしまう可能性が高かったのです。加入していることでお金もかかって、しんどい役員が回ってきて押しつけられてしまうリスクがあるのなら、脱退した方が気持ち的にも金銭的にも楽になるのなら、という発想ですね。

おくむら自身は、そうやって崩壊してしまうなら、PTAなどなくてもいいと思っているので、しっかり意思確認したかったのですが、本部からは猛反対を受けましたし、その理由もよく分かっているので折衷案を探すしかなかったわけです。今後は確実に同意書を取るという流れになるので、未来の役員さんが困るだけなのですが、冒頭のように、学校からのお便りに「疑問のある人はとりあえず教頭へ」みたいな状態でお茶を濁すぐらいしかできなかったんです。この辺りは申し訳ないなと思うところです。

それでも、脱退者が出てしまうリスクは減らしたいということで、形骸化しているイベントや係の仕事を削って2/3程度まで仕事を減らすようにして、加入していてもさほどしんどくもないと思ってもらえるような努力をしました。その結果として、以前と会員数は変わらず、運営できているということにしています。

おくむらの任期中、たった1件だけですが、「脱退したい」という要求に個別に対応して、実費が必要なものは実費で回収するという前提で対応したことはあります。子どもに差を付けてはいけないのでPTAからの贈り物などは全児童に行き渡るよう手配しますが、それだとおカネを払っていない人の方が得みたいなことにもなってしまうので、どのイベントにどれだけの費用がかかっていて・・・ということを全て説明してご理解いただいた上で脱退してもらいました。

加入・非加入問題はそう簡単に解決しないと個人的には思っています。仕事を減らしても、役員を減らしても、興味のない人は興味がないし、途中で嫌な思いをしたからやめたいという人は少なからずいると思います。みんなが気持ち良く協力できる楽しいPTAが運営できれば良いのでしょうが、なかなかそうもいかないのが悲しいところ・・・。

大変大きな問題ですが、みなさまの地域ではどういう対応をしていますでしょうか?

是非いろいろな事例を聞かせていただければ名と思っています。