栄養学とのコラボ

投稿日:2019年07月06日 |カテゴリー:研究

みなさま、こんにちは。おくむら(@nori_broccoli)です。

このところ、研究がいろんな方面でコラボを生み出していて、そろそろタスク管理が大変になってきています。おくむらの勤務先には栄養士養成の学部もあるので、今度は栄養学とのコラボが始まろうとしています。今後どういう方向に発展していくのか全くの未知数ですが、基本的にはデータを提供してもらってこちらが分析するような感じです。

データが「1000もある」という感覚と、データが「たった1000しかない」という感覚の違いからしてとても楽しいのですが、様々な仕事がAIに取って代わられてしまうという話がまことしやかに囁かれつつある世の中で、新しい道を切り開いていくことはとても難しいことだと思います。ある世界の常識を理解した上で、その常識をまるっと塗り替えてしまうような、そんな新しい事象が多々起きようとしていて、それを受け止めきれない体質があるということも理解しつつあります。

革新的な考え方をする人はどの分野にも居ますが、おそらく少数なのだと思います。最初に新しいことをやり始めた人は「異端児」みたいに思われてしまって、嘲笑の対象になってしまっていたりするところさえあるのかもしれません。ただ、その新しいことがあまりに浸透してきてしまうと、今度は旧態依然とした考え方の人たちに「そんなものは認めない」みたいな子供じみた嫌がらせを受けたりもします。

栄養学の先生方と話をしていると、上の方がちょっとね・・・みたいな話がよく出てきます。AI関係の学会だと構成員がそもそも若い印象を受けますが、栄養学に限らず、医学系の学会だと年功序列的なところが相当厳しいみたいですね。これから新しい取り組みを進めていくわけですが、我々AI側ではたくさん知見を発表できますし、食いつきも良いというのは何となく予想できています。一方で、栄養学の方で発表しようとすると、まずは否定から入ってくる・・・みたいな状況だそうです。

分野の垣根を越えたコラボレーションが生み出す新たな知見は、これから10年、20年と経ってようやく「常識」として認められていくのだと思います。その礎を築くという場面に居合わせることができるのは幸せなことではないでしょうか。この分野のこの方法はおくむらたちが作ったものですよ、みたいなのがあるとものすごく嬉しいですよね。今まさにそういうスタートラインに立っているところです。

どんなテーマに取り組み、どういうところで成果をあげていくのか、まだまだ全く確定していない状況ではありますが、栄養学という日々の生活に非常に密接に関係しているテーマでいろいろ検討できるのはとても興味深く、今の職に就かなければできないことでもあるので、楽しみながら取り組んでいきたいなと思っています。

アンケートなどを実施する場合もあると思います。是非ご協力いただければ幸いです。